驚きの1位！2022年に一番読まれた記事は？ 年間人気記事ランキング
集計期間は2022年1月1日〜2022年12月29日だ。タイミングの問題で、ジャスト1年でないのはご容赦いただきたい。
2022年も様々な出来事があった。
アニメ関連で個人的に記憶に強く残っているのは、映画『ONE PIECE FILM RED』の快進撃である。
日本映画の歴代興行収入ランキングには、実は東映作品は現在57位の『天と地と』しか入っていなかった。
そのランキングの中を『ONE PIECE FILM RED』は駆け上がり、現在187.8億円で9位。大快挙である。ちなみに8位は196億円の『ハウルの動く城』。
『ONE PIECE FILM RED』は現在もロングラン公開中。ハウル越えを成し遂げるかどうかは2023年初頭も注目していきたい。もちろん、9位でフィニッシュとなっても十分大記録である。
＜2022年1月1日〜2022年12月29日＞
【20位】
『大怪獣のあとしまつ』監督がこだわった「死んだ怪獣」のリアリティ
【19位】
『重戦機エルガイム』女性戦士ガウ・ハ・レッシィの優しい視線
【18位】
『劇場版シティーハンター』2023年公開＆メインキャストの続投決定！
【17位】
『すみっコぐらし』がサーティワンのアイスクリームケーキに仲間入り☆
【16位】
舞台『千と千尋の神隠し』初日記念会見＆興奮の見どころを一挙紹介！
【15位】
京商のコンビニ1／64ミニカー本格復活！第1弾はトヨタ4車種
【14位】
ハッピーセットの新作は『シンカリオンＺ』と『ムーミン』！
【13位】
【再放送】『キングダム』最終回「六将の行方」（26話）の 再放送決定！
【12位】
富野由悠季が自身の展覧会で理解した「作家になれていない」という事実
【11位】
『ウルトラマンA』もう一人のヒロイン美川のり子隊員がポスターで甦る
19位は1980年代リアルロボットアニメ『重戦機エルガイム』のヒロインであるレッシィのフィギュアの記事。この記事のタイミング、別に『エルガイム』のリメイクやリバイバルがあったわけでもなく、フィギュアとしても単発であった。それがポッと出てきて大きく注目される辺り、アニメージュプラスでの80年代作品の人気の強さをうかがわせる。
15位、アニメも特撮も関係ないミニカーの記事。実はノンキャラもののミニカーの記事はアニメージュプラスではそこそこの数掲載されているのだが、大きく跳ねたのはこの記事のみである。理由は正確には分析できていない。
13位、『キングダム』4期は先行カット記事が週間ランキングの常連となる人気作であった。少しネタバレになるがこの年間ランキング、現行アニメのランク入りがわりと少ない。ランキングの結果だけ見ると2022年の後半話題になった『SPY×FAMILY』より『キングダム』の方が上だった、と言えるだろう。
下位ランクトップの11位は『ウルトラマンA』のTAC隊員・美川のり子隊員のポスターの記事。「もう一人の」というのは、ウルトラマンAは作品前半では北斗星児と南夕子の男女2人が合体変身していたため、夕子の方がメインヒロインと見られるからである。
本編を見ずに知識だけで『A』を知っているような人は心に引っかからない可能性が高い美川隊員の記事が上位に来る辺り、アニメージュプラスの読者の年齢層はかなり上の方まで伸びている、と見ることができるのではないだろうか。
このランキング、最下位の20位からして、一度は週間1位を取ったことのある記事ばかりである。執筆している記者は週間ランキングの担当記者でもあるので「あったあった」の連続である。
アニメージュプラスの記事は、通常掲載した当日と翌日に一番閲覧数が伸びる。その後も3〜4日ほど閲覧され続けるが、大きく持ち直すことはほとんどない。
ただ、トップ10に入るような記事は1週間〜10日と長く閲覧され続け、翌週の週間ランキングに顔を出すこともあった。山なりのグラフの頂点が高く、なおかつ裾野も広い形になっている。
2023年も、ぜひ数多くの方に、アニメージュプラスの記事を読んでいただきたい。
それでは10位から1位まで、カウントダウン！
＜2022年1月1日〜2022年12月29日＞
【10位】
レトロかわいい『クッピーラムネ』と郵便局がコラボアイテムを公開！
【09位】
めちゃカワなカービィグッズが「郵便局のネットショップ」に登場！
【08位】
40年の時を経て『伝説巨神イデオン』の決定版プラモデルがアオシマより登場！
【07位】
【ポケモン×GU】冬の最新コラボコレクションは可愛さと温かさをお届け
【06位】
『ウルトラマンA』美川のり子隊員写真集に西恵子喜びのコメント到着！
【05位】
【ほろよい】カラフル美しいイラストに見惚れる新CMが公開！
【04位】
『ウルトラセブン』ひし美ゆり子が語るアンヌ隊員ポスターと55年の歩み
【03位】
郵便局で、かわいすぎる『となりのトトロ』アイテムをゲットしよう♪
【02位】
『なにわ男子』とサンリオがローソンでコラボ！道枝駿佑とシナモロールの性格はそっくり？
【01位】
実写ドラマ『ONE PIECE』世界の一端が公開！ 新キャストも解禁
9位は『星のカービィ』シリーズのグッズ記事。アニメージュプラスではファンシー系は強い人気を持っており、10位以上では5本が広義のファンシー系である。
また、郵便局アイテムとしてみると3位にも『となりのトトロ』のグッズが入っている。
年間ランクインしたのは2本だが、郵便局アイテムは注目度が高く、週間ランキングには何度も顔を出した。今後も週間での登場回数は増えそうである。
8位は富野由悠季作品『伝説巨神イデオン』のプラモの話題。ガンダムがランクインしてないのにイデオンは入ってくるのが面白いところである。
ガンダムの方は現行枠、イデオンの方は懐かし枠に入っているということだろうか。ガンダムの方はいつも何かしらニュースがあるので、逆にイデオンの方が目新しかった、ということかもしれない。
6位と4位はウルトラシリーズのヒロイン関連。『ウルトラセブン』のアンヌ隊員はメインヒロインだが、下位ランクの11位で書いた読者層の話がここでも当てはまるであろう。
5位はサントリーのお酒「ほろよい」のアニメCMの記事。「ほろよい」のアニメCMは2022年中3回記事になったのだが、2回目も3回目も1回目の記事だけが週間ランクインするという怪現象が起きた。
実は「ほろよい アニメ」でグーグル検索するとアニメージュプラスの1回目の記事がトップに来るようになっていた時期があり、2回目も3回目も1回目の記事だけがグーグル経由で読まれていたものと思われる。
過去記事が突然ランキングに、時間をおいて何度も復活するという現象を起こしたのは、今のところこの「ほろよい」記事だけである。
そして1位は実写ドラマ『ONE PIECE』の記事。船や背景は3DCGで処理されるのではないか、と一部で思われていたが、このとき公開された映像で実物セットが組まれていたことが判明、驚きをもって話題となった。
『ONE PIECE』は映画『ONE PIECE FILM RED』の公開もあって2022年は記事本数がかなりあったのだが、年間ランクインは1位のこの1本だけ、というのも年間ランキングの面白さである。単純な作品人気だけでは年間ランキングに顔を出すことはできず、ニュースとしての驚きや面白さが必要ということかもしれない。
2022年のランキングはいかがだっただろうか。2023年もアニメージュプラスをよろしく！
