業務スーパーで販売されている『鶏皮串』をご存じでしょうか。

10本入りの冷凍焼き鳥です。味付けされていないタイプなので、お好みで塩で食べてもタレで食べてもOK。比較的脂っこすぎず、手軽なビールおつまみが欲しいときには鉄板の選択肢ですね。以前紹介してから時間が経ったので、あらためてお味をチェックしてみました。

『鶏皮串』の価格・コスパは?

業務スーパーにて386円(税込、税抜358円)で販売中。冷凍の皮串が10本入って、内容量は270g。カロリーは100gあたり444kcal(たんぱく質 5.9g、脂質 43.7g)。1本(27g)あたりは約120kcal。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。

以前紹介した際の商品は300円(税込)だったので、86円の値上がり。コスパ(単価)は100gあたり約143円。大ボリューム品の『焼きとり 皮串』(1.35kg・1,706円・約126円/100g)に比べると、コスパ的には若干見劣りするポジションです。

『鶏皮串』の調理方法は?

好みの方法で再加熱すれば食べられるスチーム加熱済みの商品。パッケージ裏に記載された目安によると、中火にかけたフライパンに入れ、フタをした状態で5〜6分熱して解凍したあと、仕上げに焼き目がつくまで加熱するのがおすすめ。短時間で済ませたい場合、電子レンジで数分チンして解凍したあと、フライパンで片面1分ずつ焼いてもOKです。

『鶏皮串』の味・食感は?

いたって平均的な大きさと厚みの鶏皮。むっちりした柔らかな弾力食感です。クニクニした硬さと歯ごたえは控えめで、もちもち感に寄ったタイプ。タレを絡めて焼き上げれば、焼き目のカリッとした歯ざわりもしっかり楽しめます。

じわじわ弱火で焼く場合は別ですけど、脂の量は比較的おとなしい印象。数本食べた程度でもたれるほど重くはありません。それでも特有のこってりした旨味は十分。味付けしないでそのままだとさすがに単調ですけど、シンプルに塩を振るだけでも、醤油で香ばしく仕上げてもおいしく食べられます。

串から抜いて揚げ焼きにしてカリカリ系の食感に仕上げたり、甘辛系の味付けでご飯おかずにしたりするのもアリ。好みのアレンジで楽しめて、かつ1〜2回の晩酌で食べ切りやすいボリュームのおかげで、相変わらず鶏皮系の中では最もチョイスしやすい一品ですよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

スチーム加熱後に冷凍された、タレ無しの冷凍鶏皮串多少ばらつきはあるけど食べごたえのあるサイズ感で、旨味も十分濃いめ脂っこすぎず、臭みも感じず、ボリューム的にもチョイスしやすいおつまみ食材味付け済みの手軽さを重視するなら『炭火鶏皮串 5本』(135g・181円)がおすすめ