小6で最速130キロ！ 日本ハムJr.左腕が史上3人目ノーノー達成「自己採点は100点」
球数制限ギリギリで達成、打っても貴重な2点二塁打
「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2022」が27日、開幕した。第1日の神宮球場の第1試合は、日本ハムファイターズジュニアが3-0でヤクルトスワローズジュニアを破り初戦勝利。「4番・投手」で先発した竹内樹生くんが第18回を数える大会史上3人目のノーヒットノーラン（無安打無失点無四球、許した走者は味方のエラーによる1人のみ）を達成した。
竹内くんは179センチの長身から投げ下ろす最速130キロの速球を武器に、相手を完璧に抑え込む。3回には1死から平凡な捕飛を味方が落球し、一気に三塁まで進まれたが、落ち着いて後続を断った。打っても1打数1安打2四球。3回、3番打者の二ゴロの間に先制点を奪った後、1死ニ、三塁からセンターオーバーのエンタイトル2点二塁打を放ち、貴重な追加点を奪った。
竹内くんの投球数は71球。6回制の今大会の球数制限は70球（対戦中の打者が打席を完了するまでは投球できる）で、ギリギリの達成だった。8三振を奪った竹内くんは「自己採点は100点。これまでの最速は9月に出した125キロで、自分ではスピードガンを見ていませんでしたが、チームメートから『130キロ出てたぞ』と聞いてびっくりしました」と語った。（宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki）
