AMDは12月9日、不二家と日本将棋連盟が主催する将棋のタイトル戦「第8期叡王戦」に協賛すると発表した。藤井聡太竜王のAMD広告出演が縁になったという。

AMD、Ryzen愛用の藤井聡太竜王がタイトルを保持する「叡王戦」に協賛

叡王戦は2015年から第1期として始まり、2017年度の第3期からタイトル戦に昇格した最も新しいタイトル戦。もともとドワンゴがプロ棋士と将棋ソフトウェアの棋戦として開催した電王戦がルーツとなっており、対局の様子はニコニコ生放送で生中継されていた。現在のタイトルホルダーは藤井聡太竜王(王位・叡王・王将・棋聖)。

今回、AMD Ryzenプロセッサを搭載したシステムを活用して戦略分析を行う藤井聡太竜王の広告出演がきっかけとなり、叡王戦への協賛が決定した形。日本AMD代表取締役社長の関路子氏は発表に寄せて、「今回、藤井叡王がタイトルを保持する叡王戦に協賛としてご支援できることとなり、大変喜ばしく感じています。将棋界でもAIの利用が普及し、高度なテクノロジーが求められています。AMDはパワフルな性能と継続的なパフォーマンスの強化により、将棋界のイノベーションにも貢献してまいります」と述べている。