モロッコ代表、「懐かしユニと伝統モザイク」の2022カタールW杯ユニフォーム

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カタール・ワールドカップのアフリカ予選を勝ち抜き、2大会連続でW杯出場を決めたモロッコ代表。

ここでは、そのカタールW杯で着用する2022新ユニフォームをご紹介したい。ホームキットには懐かしのデザインが登場した。

Morocco 2022 Puma Home

2022新ホームユニフォームは。レッドを基調にグリーンのサブカラーという国旗色の組み合わせ。グリーンを強めに主張した配色は2017モデル以来となる。胸と袖口にボーダーを走らせるデザインに懐かしさを覚える人もいることだろう。

デザインは、ベスト8入りを果たした1998年のアフリカネイションズカップ(AFCON)などで使用したホームキットを彷彿とさせる。

当時はレッドを含め同じデザインで3色のキットが存在し、そのうちグリーンとホワイトの2色は1998年フランスW杯で使用した。今回のホームキットは、AFCONとW杯という2つの大舞台を戦った98年当時のチームをリスペクトしたものだという。

Morocco 2022 Puma Away

2022新アウェイユニフォームはホワイトを基調としたデザイン。他のPuma契約代表チームと同じく胸部に独創的なグラフィックを描くが、これは「ゼリージュ」と呼ばれるモロッコ伝統のモザイク柄をモチーフとしたもの。この模様の中に胸番号を配する。

ホーム、アウェイともに背面の首元にはアラビア語で国名をプリント。

ホーム、アウェイの両キットは9月のフレンドリーマッチで実戦デビューを果たした。ホームはグリーンのパンツにレッドのソックスで全身国旗カラー。アウェイは基本的に全身をホワイトで統一し、アクセント的に国旗カラーを使う。

ワールドカップは2大会連続6回目の出場となるモロッコ。11月に開幕するカタール大会ではグループFに所属し、ベルギー、カナダ、クロアチアと対戦する。

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