札幌記念・ジャックドール (C)スポニチ

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 21日、札幌競馬場で行われたG2・札幌記念は、3番人気のジャックドールが好位から抜け出して重賞2勝目を飾った。1番人気に支持された白毛馬のソダシは5着敗退。

札幌記念、勝利ジョッキーコメント
1着 ジャックドール
藤岡佑介騎手
「非常に注目を集めているレースでしたし、秋に向けて大事な一戦だったので、良い結果出せてホッとしています。パンサラッサが行くことはある程度想定出来ていたので、ユニコーンライオンの出方次第かなと思っていたんですけど、ほぼ僕が想定していた通りのスタートの形になったので、一つ誤算だったというか、思っていたとの違ったのがジャックドール自身が僕が考えていたよりピタッと折り合ってくれたので、それが一番の勝因ですね。(向正面での手応えは)力み過ぎず抜け過ぎず、非常に良い状態だったので、周りの手応え見ても3コーナーで行けるんじゃないかなという感じでしたね。他の馬の手応えを見てもらっても分かる通り、本当にタフなレースだったので、正直余力は無かったですけど、一度出たクビ差を必死に守ってくれて、ほんとにジャックドールが頑張ってくれたという感じです。今日は良いメンバーの中で良いレース勝てましたけど、更にG1という目標がありますし、十分勝てる素質のある馬だと思うので、一緒に頑張りたいです」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 21日、札幌競馬場で行われた11R・札幌記念(G2・3歳上オープン・芝2000m)は、藤岡佑介騎乗の3番人気、ジャックドール(牡4・栗東・藤岡健一)が勝利した。クビ差の2着に2番人気のパンサラッサ(牡5・栗東・矢作芳人)、3着にウインマリリン(牝5・美浦・手塚貴久)が入った。勝ちタイムは2:01.2(良)。

 1番人気で吉田隼人騎乗、ソダシ(牝4・栗東・須貝尚介)は、5着敗退。

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勝負根性を発揮して抜け出す
札幌記念・ジャックドール

 3番人気に支持された藤岡佑介騎乗、ジャックドールが4番手から抜け出し、大阪杯以来となる復帰戦を制した。直線では逃げるパンサラッサに並びかけて激しい追い比べに。互いに譲らぬ攻防はゴール寸前でジャックドールが前に出た。1番人気に支持されたソダシは伸びきれず5着に敗れた。

ジャックドール 11戦7勝
(牡4・栗東・藤岡健一)
父:モーリス
母:ラヴァリーノ
母父:Unbridled’s Song
馬主:前原敏行
生産者:クラウン日高牧場

【全着順】
1着 ジャックドール
2着 パンサラッサ
3着 ウインマリリン
4着 アラタ
5着 ソダシ
6着 グローリーヴェイズ
7着 アンティシペイト
8着 フィオリキアリ
9着 レッドガラン
10着 ハヤヤッコ
11着 ユーバーレーベン
12着 ユニコーンライオン
13着 サトノクロニクル
14着 ケイデンスコール
15着 アイスバブル
16着 マカヒキ