人気ドラマ「ごくせん」シリーズを手がけた日本テレビのドラマプロデューサー、加藤正俊(かとう・まさとし)さんが2日午後8時24分、膠芽腫のため死去した。54歳。北海道出身。葬儀は家族葬で行う予定。

 加藤さんは92年に共同テレビに入社。フジテレビのドラマ「お水の花道」「らせん」「ブランド」などをプロデュース。その後、2001年に日本テレビに入社。翌02年に手がけた学園ドラマ「ごくせん」が大ヒット。主演の仲間由紀恵(42)が演じた熱血教師のヤンクミが、不良揃いの高校で奮闘する物語。高い人気を博し、05年に第2シリーズ、08年には第3シリーズが放送された。09年には映画化もされ、34億円の興行収入を記録した。

 若手俳優の登竜門的作品となり、ごくせんを機に人気俳優へと成長した人も多数。第1シリーズで松本潤(38)、小栗旬(39)、第2シリーズでは亀梨和也(36)、赤西仁(38)、第3シリーズでは高木雄也(32)、三浦春馬さんらが出演。それぞれが役者として羽ばたいていった。

 加藤さんは日テレでほかにも「バンビ〜ノ!」「働きマン」「花咲舞が黙ってない」などの作品をプロデュース。近年は多くのドラマでチーフプロデューサーを務めていた。