【前園真聖コラム】第411回「E-1選手権の選手は韓国を倒してこそ生き残れる」
それでも前回のコラムで言ったように、僕は今回の代表から今年のワールドカップのメンバーに選ばれるのはごく少ない人数だと思っています。そして選手もカタールまで行ける可能性は低いと分かっているでしょう。
それに代表というのは少ないチャンスをモノにしなければいけない場所です。今回いいプレーができなかったらもう呼ばれないかもしれませんし、逆に素晴らしいプレーを披露することができれば、今後の日本代表に定着できるかもしれません。選手たちは数少ない機会だと感じてほしいと思います。
このE-1選手権は過去9回の大会のうち、韓国が5回、中国が2回優勝しているのに対し、日本はまだ1回しか優勝していません。今回のホームの戦いで優勝することはノルマだと言えるでしょう。
そして何より、韓国がいます。日本は香港、中国と戦ったあと、日本と同じく国内組中心の宿敵と対戦します。
日本は韓国に対して、前回対戦の2021年3月は3-0と勝利したり、6月のU-23アジアカップではU-21日本代表がU-23韓国代表に3-0と勝ったりと圧勝しています。ですが、そのぶん韓国は燃えているでしょう。
闘志を燃やす相手を退けて優勝してこそ、今回のメンバーが今後日本代表のユニフォームを着ることができる、と考えてもいいと思います。国内組しかいませんが、それくらいE-1選手権は大切だと感じています。
(写真提供:日本サッカー協会)
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1973年生まれ。横浜フリューゲルス、ヴェルディの他、ブラジルなどでプレー。アトランタ五輪では、主将として28年ぶりに五輪出場を決めた。2005年引退後は解説の他、少年サッカー普及に従事。2009年、ビーチサッカー日本代表としてW杯に出場。ベスト8に貢献した。