夏は生ゴミがにおいがちな季節。「生ゴミの回収は週2回」だというライフオーガナイザーの下村志保美さんの、生ゴミをにおわせない工夫を伺います。

生ゴミをにおわせない3つの工夫と、コバエ対策

毎年この季節になると、24時間いつでもゴミを出すことができるマンションがうらやましくなります。
わが家の生ゴミ(可燃ゴミ)の回収は週2回。夏は対策をしておかないと、においやコバエが気になります。私が効果があると感じたコツをご紹介します。

<写真>ゴミ箱の底にもくしゃっとさせた新聞を敷くのがコツ

 

●1:新聞紙を活用する

調理中に出た生ゴミは小さいポリ袋に入れてからキッチン横のベランダに置いてあるゴミ箱へ。

 

夏場は新聞紙に包んで捨てるようにしています。

 

生ゴミの嫌なにおいの元は水分ですので、ビニールから水分が漏れても安心。

 

またゴミ箱の底にもくしゃっとさせた新聞を敷いています。

 

新聞紙はシンク下に、一枚ずつ取り出せるよう折りたたんで入れています。

 

わが家は新聞をとっていないので仕事先から古新聞をいただいていますが、自治体の広報誌など紙のチラシも新聞紙の代わりになると思います。

●2:防臭袋は本当ににおわない

わが家はキッチンのすぐ横にゴミ箱を置けるベランダがありますので、生ゴミのにおいが部屋の中にこもるという心配はありません。
一方で娘が一人暮らしをしていたマンションは週に2回のゴミの日まで生ゴミを置いておかないといけないので、bosの防臭袋を夏場だけ使っていました。

これは本当ににおいが漏れない! 室内に生ゴミ用のゴミ箱をおかないといけない家庭には本当におすすめです。

防災時の簡易トイレの始末やゴミの処理に使えそうなので、わが家でも防災用にストックしています。

こちらはMサイズ(23×38cm)。
数年前に購入したので価格は忘れてしまいましたが、今はもう少し安くなっているようです。

Amazonでは90枚入りが2個セットで1860円。1枚あたり10.3円ですね。夏場だけでも試す価値ありです。

 

 

●3:冷凍庫保存も方法のひとつ

冷凍庫に余裕のある家庭であれば、調理中に出た野菜の皮、魚の内臓など、ゴミになる前に冷凍庫に入れてしまうのも方法のひとつです。腐ったものは入れたくないけれど、腐る前ならゴミではありません。

今年から単身赴任を始めた夫にもこの方法をすすめています。
ほかの食品と一緒に入れるのが気になるのであれば、小さな引き出しを専用にするとか、専用の保存容器に入れるなどするといいですよね。

 

●4:コバエ対策はゴミ箱に直接スプレー

上記の方法で生ゴミのにおいはかなり軽減されますが、それでもわいてくるコバエ。ゴミ箱のフタに貼る防虫なども試しましたがあまり効果を感じられず、今は生ゴミを捨てるタイミングでスプレー式の殺虫剤をゴミ箱にシューっとスプレーしています。

スプレーしてすぐフタを閉める! これは効果を感じています。

以前重曹も消臭効果があると聞いたことがありましたが、量が間違っていたのか私自身はあまり効果を感じられなかったです。

家庭によってゴミの種類や、ゴミ箱を置いてある環境にも差があると思います。いろいろ試してみて「これだ!」という方法を見つけてくださいね。