ムシムシと暑い夏は食欲が落ち、食べたいものがなくなりがち。体力がなくなる50代が夏に食べるための工夫とは? もうすぐ50歳になるエッセイストの若松美穂さんが教えてくれました。

50代の「なにか食べなきゃ」な日においしいごはん5つ

ただでさえ、暑さで食欲が落ちる夏。皆さんはいかがでしょう。
子どもが成長し、一緒に食べる人がいなくなると、「今日はまぁいいか」と簡単なものですませてしまうことが増えました。望んでいないのに、やせちゃったという友人も。
そうすると手抜きができてラクではありますが、体のためになっていないことも。そこで気をつけていることをいくつか挙げてみます。

<写真>刺し身にオイル、照りっ照りでおいしい!

 

●1:「レモンジンジャーオイル」でお刺身がさっぱり、つるんと食べやすく

私は海育ちで、魚が食卓にのぼることが多い方だと思います。とくにお刺身は切るだけでメインおかずになるので、時々買います。
でも、さっぱり食べたい!
そんなとき便利なのが、「BOSCO」のシーズニングオイル・爽やかレモンジンジャー。

 

カツオが豊漁で、お安く出回っている時期に購入しました。カツオにレモン風味のオイルとおしょうゆをかけるだけ。
さっぱりする上、舌触りもツルンと滑らかで食べやすくなり、70代の母も「いいわね〜」と。
こってりとした揚げものを避けがちな私。油分を簡単に取ることができるので常備しています。

 

●2:とっておきの塩を使った「塩むすび」

食べる元気が出ないときには、おいしい塩を使った塩むすびだけでも用意。

塩むすびをいただくと、のどが詰まらないよう自然と飲み物も用意するので、なにも食べないよりはいいのかなと思っています。

●3:「ドライフルーツ」を気ままにつまむ

なにかしらつまめるものを用意しておくのも大事です。袋をあけ、取り出し、口に入れるだけの体によさそうなものを常備しておきます。
デーツとイチジクは、知り合いに教えていただいたものです。

●4:「甘いカレー」を冷たいままいただく

辛いものが得意ではない母用に買ったバターチキンカレーは、最後に牛乳をたしてでき上がりです。
汗をかいて疲れたくないときには甘いカレー。それを、あえて冷めた状態のままいただく方が食べやすいこともあります。
スープ代わりに冷たいカレー、わが家では「あり」です。

●5:残った具材で「冷麺」。十分おいしい!

暑い日には、買い物に出るのすら面倒。そこで具材をそろえようと思わず、あるものでOKと自分を許すことにします。
じつはカレーも鶏肉の方が合うのですが、豚肉の残りが少しだけあったので、そこにブロックベーコンを加えて増量…で、よしとしました。

盛岡冷麺の日は、ゆで卵もキュウリもなかった!
そこで、冷蔵庫に残っていたサラダ用のレタスと大根の千切り、ミョウガでGO!!
娘は「十分おいしいですよ〜」と。

がんばって健康のためになにかをするというのではなく、無理せずほどほどに。体のことも考えて体力をキープしたいなと思っております。