おなかぽっこり、腰が痛む…股関節にゆがみの可能性が。「セルフ整体」で簡単ほぐしを
「おなかがぽっこり出ている」「外ももがはっている感じがする」など、体の悩みには「セルフ整体」が効果的! YouTubeで人気のピラティストレーナー・miey(みぃ)さんに、家でできるセルフ整体を教えてもらいました。
不調改善のカギは肩甲骨と股関節にあり!セルフ整体ですっきり
「不調や体型のアンバランスは、肩甲骨と股関節のゆがみが原因。周りにある筋肉をほぐして動きをよくし、正しい位置に戻せば、ボディラインがすっきり整います」とmieyさん。
まずは下記の項目をチェックして体の不調度をチェックしましょう。
あなたが必要な「セルフ整体」は?体の不調度をチェック!
コロナ禍で体を動かす機会が減り、太りやすく疲れがたまって不調がでやすい体になっているかも!? 以下の当てはまる項目をチェックしてみて。
・靴のかかとの減りが早い
・おなかがぽっこり出ている
・脚を組んで座ることが多い
・下半身から太りやすい
・外ももがはっている感じがする
・腰が痛む
・つい腰回りが隠れる服を選んでしまう
これらの項目に5つ以上当てはまる人は「股関節」にゆがみがあるかも!
●股関節のゆがみは床トレーニングで解消
上記のチェックが多かった人は、股関節の位置がゆがみ、骨盤が開いてももの外側が太くなったり、反り腰になってぽっこりおなかや四角尻にもなりやすい状況。股関節の位置を正すセルフ整体を行いましょう。
床を使ったストレッチとエクササイズで、はったももの前側や外側の筋肉をゆるめ、柔軟な股関節の動きを取り戻して。
<床トレーニングが効果的な症状>
ぽっこりおなか、反り腰、骨盤のゆがみ、O脚、四角尻
パンパン前ももをほぐす「前ももパタパタ」
まずはがんばりすぎな前ももの筋肉の緊張をほぐしてリラックス。ここがゆるんだ状態になれば、自然と股関節の動きがスムーズになります。腰を反らさないように行うのがポイント!
●1. かかとを上げてしゃがみ、上体を後ろに倒して両手をつく
かかとを上げてしゃがみ、そのまま上体を後ろに倒して両手を床について支える。両手は肩幅に開き、指先はかかとの方に向ける。
<ポイント>
・お尻にかかとをつける
・両手は肩の真下に
●2. 股関節からひざを上下に動かし前ももを伸ばす
腰を反らさないように注意し、股関節からひざを上下に互い違いにパタパタと30 秒間動かして、前ももを伸ばす。
<ポイント>
・腰は反らさないよう注意
・前ももの伸びを意識
・ひざは床につかなくてもOK
●できない人は上体を起こして手の位置を体の近くにしてみよう!
ひざを上下に動かしにくい人は、上体を少し起こして体に近い位置で手の指先をついて体重を支え、ひざを上下させる動きを行います。大きく動かなくても、前ももが伸びているのを感じられればOK。