更年期に疲れ…50代になって歩くことがおっくうになる人も。「自分をラクにするためには、便利なアイテムを暮らしに追加してみましょう」というのは、ライフオーガナイザーの下川美歩さん。最近買ってよかったものについて詳しく伺いました。

50代、歩くのが楽しくなる。買ってよかった3つのもの

アラフィフになり、やる気が出ない、動くのがしんどいと感じることが増えました。とくに、天気が悪い日は外に出るのがおっくうに。さらに、腰が痛い、かかとが痛いなど、今まで通りにはいきません。そんな私が最近買ってよかった3つのものをご紹介します。

<写真>防水スニーカーを濡らすとどうなる?

 

●防水スニーカーで雨の日も気分が上がる

雨の日の外出で、いちばん気になるのが足元です。レインブーツは歩きにくいし、雨が止んでしまうとちょっと大袈裟なのが気になる。そこで、買ってみたのが防水スニーカーです。

一見すると普通のスニーカーですが、防水機能がしっかり。中に水がしみてくることはありません。

外出中に雨が降る? 降らない? と微妙な日には、これを履いておけば安心です。いわゆるレインブーツや一体成形のレインシューズと違って、歩きやすさはスニーカーそのもの。軽くて、やわらかく、履き心地も気に入っています。
ベーシックなデザインなので幅広いスタイルに使えて、コーディネートも楽しめる。雨の日の外出も気分が上がるようになりました。

 

●100円ショップの伸びる靴ヒモで、かがむのがつらい日もラクちん

晴れの日にも履くくらい気に入ったコロンビアの防水スニーカー。じつは、靴ヒモが伸びるんです。おかげで、靴の脱ぎ履きが断然ラク。
ほかのスニーカーの靴紐も伸びたらいいのにと思っていたら、100円ショップのワッツで伸びる靴ヒモを見つけました。

いつのもスニーカーを伸びる靴ヒモに変えるだけで、足入れがスムーズに。かがまなくても靴が履けるようになりました。

フィット感はゆるめなのでスポーツには向きませんが、街歩きならこれで充分。玄関でサッと履けるので、腰が痛くてかがむのが辛いときはもちろん、急いでいるときや荷物を持っているときにも助かっています。一度結ぶとほどけにくいのも、うれしいポイントです。

・ワッツ 伸びる無地平型靴ひも 白黒100cm

●インソールを変えてかかとが痛い日も楽しく

スニーカーは歩きやすくて大好きですが、たまにはほかの靴も履きたい。でも、数年前から足底筋膜炎になってしまい、ほかの靴だとかかとが痛い。
そこで試してみたのが、トラブル別インソールです。

 

足底筋膜炎対策に特化したインソール。痛みの集中しやすいかかと中央部がくぼんでいて、体重がかかりにくくなっています。

かかとの衝撃を吸収するタイプのインソールだと、衝撃吸収材があたって痛くなることがありました。でも、このインソールなら、かかとに圧がかからないので快適。
靴の中がフラットなローファーでも、楽しく歩けるようになりました。

 

ほかにも「外反母趾」「膝痛」「O脚」「腰痛」など、8種類の足トラブルに対応したインソールがあるそう。自分の悩みにあったアイテムを選ぶことが大切ですね。

50代はさまざまな不調がでてくるお年頃ではありますが、自分にあったアイテムをプラスして、気分を上げて外出してみてはいかがでしょう。