年100万円以上貯めたお金の達人“オカネジェンヌ”を、今年もESSE編集部が選出! 2人の子どもを育てるてしままさんに、お金の楽しい貯め方&使い方を伺いました。計画的に使うことで、効率よくお金をやりくりする方法を見ていきましょう。

貯めている人の楽しい貯め方

年100万円以上を貯蓄するESSE読者のてしままさんに、お金の貯め方&使い方を伺いました!

<てしままさん(仮名・大阪府・42歳)>

夫(47歳)、長男(14歳)、長女(7歳)の4人家族。ブログ「フルタイム共働き夫婦のリアル家計簿*目標5000万円!」でマネー記事を発信中

 

●貯め方1:家、クルマ、洋服など新品にこだわらない

新品にこだわって負担を増やすよりも、割りきって中古を選択。

「築3年の家は新築同様で数百万円も割安。クルマも1台50万円以下で、十分走ります」

●貯め方2:キッチングッズは100円ショップでOK

食器やカトラリーは、食洗機で気をつかわずに洗える100円ショップのものを愛用。

「共働きで家に人を迎える時間もないので、見た目より価格と丈夫さを優先しています」

●貯め方3:電子マネーはキャンペーンをフル活用

電子マネーは、PayPayをメイン利用。

「ポイント還元率が高いキャンペーンを実施している店をリサーチ。休日は家族でレジャーがてら、キャンペーン実施店に買い物に行っています」

●貯め方4:息子のおやつは自分で手づくりしてもらう

中学2年生の長男は食べ盛り。

「市販のおやつを買うと出費が増えるので、ジャガイモや肉などを安く買っておき、フライドポテトやから揚げなどを自炊してもらっています」

●貯め方5:固定費はできるだけ毎月見直す

毎月、月末に固定費をチェック。

「高いと気づいたら、家族に伝えて協力してもらいます」。

電気代が上がったこの冬は、家族で湯たんぽを使って5000円の節電に成功!

貯めている人の幸せな使い方

貯め方はもちろん、その使い方にもルールがありました。

●使い方1:家事を助ける家電は積極的に取り入れる

「貯蓄の秘訣は共働きを続けること」と考え、家事の負担を軽減する家電は“投資”として購入。

「食洗機やドラム式洗濯機、セカンド冷凍庫のおかげで家事ストレスが激減しました」

●使い方2:誕生日やクリスマスもプレゼントは先取り購入!

イベント費は予算を決めて計画的に準備。

「プレゼントは、PayPayや楽天でおトクな時期を狙って購入します。安く買
えて、ポイントも効率よく貯まり、一石二鳥です!」

●使い方3:食材は大量まとめ買いすれば買い物時間も食費も減る

肉5kgなどをネットで大量買いし、冷凍庫に小分けして保存。

「ネットで買うと高いイメージがありますが、買い物の手間が減って外食に頼ることがなくなり、結果、食費節約に」

●使い方4:趣味のためのこづかいは減らさない

こづかいは節約の対象外。

「スマホゲームの推しキャラに課金したり、自由に使って、使い道もあえて記録しません。とことん好きに使うことで、やりくりの息抜きになります」

丸山さんのひと言「家族の未来のため楽しみつつ貯蓄する姿勢が◎」

 

ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんもてしままさんの貯め方&使い方には太鼓判!

「親と子の自立を目的に、教育資金と老後資金を貯める」という考え方に共感。家族で協力してゲームのように楽しみながらやりくりしているのも、いいですね。家やクルマの思いきったコストカットで、貯蓄スピードを上げた手腕にも拍手!