俳優ジャンカルロ・エスポジートさんが音声アシスタントに！Sonos初の音声操作機能に『ReadSpeaker』が採用
●Sonosブランド初の音声操作機能「Sonos Voice Control」
Sonos Voice Controlは米国発オーディオブランドSonosブランド初となる独自の音声操作機能。音声対応のすべてのSonosスピーカーで動作し、声だけでSonosシステムを完全に制御することが可能。プライバシーを重視して設計されており、リクエストはすべてデバイス上で処理する。そのため音声や原稿がクラウドに送信されたり、保存されたり、誰かに聞かれたり、読まれたりすることはない。
同機能は米国では2022年6月1日から、フランスでは2022年後半から、音声対応のすべてのSonos製品で利用でき、Sonos Voice Controlは発売時点でSonos Radio、Apple Music、Amazon Music、Deezer、Pandoraと互換性がある。その他のサービスや市場も順次追加される予定。
●『ReadSpeaker』で「Sonos Voice Control」のオリジナルボイスを開発
「Sonos Voice Control」のオリジナルボイスを開発するにあたって、映画、ドラマ等への出演で知られる俳優のジャンカルロ・エスポジート(Giancarlo Esposito)さん協力のもと音声を収録。収録後はReadSpeakerで「収録データの処理」、「AIモデルのトレーニング」、「品質管理」、「配信」、「品質保証」等を行い、ジャンカルロ・エスポジートさんのオリジナルボイスが完成した。
オリジナルボイスを開発する際の収録は通常の「作品収録」と異なる部分がある。また、音楽業界特有の単語の読みやアーティストの楽曲やアルバム情報を多言語の音声合成(TTS = Text to speech)で読上げる必要があるなどの課題があったが、これまでReadSpeakerが培ってきたオリジナルボイス開発のノウハウをフル活用してSonos Voice Controlの音声機能の開発をサポートした。
●Sonos音声体験担当副社長からのコメント
Sonosの音声体験担当副社長であるJoseph Dureau氏は次のようにコメントしている。
当社がSonos Voice Controlのカスタム音声の制作にReadSpeakerを選んだのは、さまざまな理由からですが、特に、開発段階から納品まで当社と緊密に連携できることが決め手となりました。ReadSpeakerのカスタム音声へのアプローチは革新的で非常に徹底しており、まさにこのプロジェクトに必要なものでした。また、同社の言語専門チームは、このプロジェクトを通じて、当社にとって重要なツールでした。
●『ReadSpeaker』からのコメント
製品の購入から音楽プレイリストの選択まで、あらゆる場面でデジタル音声を活用する消費者が日々増えています。こういった環境下では、「ありきたりな音声アシスタント」の声ではなく、各企業が独自の「ブランドボイス」を持つことが、高品質でパーソナライズされたCX（顧客体験）をリアルタイムで提供するための重要な要素になってきているとReadSpeakerは考えています。今回のSonosとの提携により、ReadSpeakerが新たなブランドの声を、エキサイティングで革新的な方法で実現するお手伝いができました。
●「ReadSpeaker」について
「ライフケア」「情報・通信」の分野で、国内外トップクラスのシェアを多数持つ【HOYA株式会社】の事業ブランドのひとつで、AIを使った音声合成,人工音声ソリューションを開発している。20年以上前から音声合成ビジネスを行っており、大手企業をはじめとして国内1,700社以上、グローバルで10,000社以上に利用されている。
