ジャンクフード好き女子が「100%プラントベースバーガー」を食べてみたら

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バーガー激戦区である表参道に店を構える「THE GREAT BURGER」。休日は行列ができるほどの人気店に、新たな趣向のハンバーガーが登場するという話を聞きつけ、ジャンクフードが大好きなマイナビウーマン編集部スタッフがいち早く試食してきました。

■100%植物性で出来たハンバーガー10種が仲間入り

5月16日から新たに仲間入りするのは、100%プラントベースのハンバーガー。

「プラントベース」って何? という方もいると思いますが、プラントベースとは、肉や魚にくわえ、卵や乳製品などの動物性食品を使用せずに、豆や野菜などの植物性食品のみでつくられた食品のことを指します。

今回、発売される100%プラントベースのハンバーガーは全部で10種類。他のハンバーガーと変わらない種類の豊富さに驚きつつも、肌が荒れようが体重が増えようがやめられないジャンクフード好きな私からすると、「プラントベースのハンバーガーなんて……」と未だ疑いの目。何を頼むか迷いつつ、お店のおすすめの「プラントベースアボカドモツァレラバーガー」を注文することにしました。

■プラントベースの概念を覆すおいしさ

そわそわと待つこと数分。運ばれてきたハンバーガーを見てびっくり。なぜならその重厚感がすごかったから。通常のハンバーガーと遜色ない見た目で、想像していたヘルシーなイメージを覆すジューシーなビジュアルをしたハンバーガーが目の前に現れました。

見た目はボリューミーでおいしそうだけど、やはり味は少し違うのでは……? と疑いながら一口食べてみると、またびっくり。味までも動物性食品を使用したハンバーガーと遜色なく、おいしいの一言。想像していたプラントベースバーガーの概念を良い意味で覆されました。

中に入っているパティは、完全植物性の代替肉ブランド「MEATLESS FUTURE」が国内で製造・販売する大豆由来の植物性代替肉を使用したもので、何も言われなければお肉と間違えるほどのジューシーな味わい。

バンズはこれまで店頭で提供してきた自家製「ブラウンバンズ」をベースに、卵やバターを豆乳や植物油に差し替え開発されたオリジナルバンズを使用しています。

さらにハンバーガーらしさを出すために、プラントベースの燻製マヨネーズをソースに使用。コクのあるマヨネーズとほのかに香る燻製のにおいが食欲をそそります。

ハンバーガーといえば、高カロリーで重たいイメージがありますが、このプラントベースバーガーは、味はしっかりとしているものの、しつこさはなく、するすると食べられる上に、ボリューミーで満足感もたっぷり。なんと言っても、おいしいので、店頭に並んでいたら、新しい選択肢として食べてみたいと思うほどのプレミアムなハンバーガーでした。

■お肉好きも楽しめる 新たな食のジャンル「プラントベースバーガー」

「100%プラントベースのハンバーガー」と聞くと、ヴィ―ガン向けの料理なのでは、と嫌煙しがちですが、お肉好きな人たちも新たな食のジャンルとして楽しんでほしいという思いで開発されたそう。その思いの通り、ジャンクフード好きな私も大満足なクオリティでした。

店頭では、ハンバーガーの他に大豆ベースのナゲットも販売。さらに、オンラインショップでは、家でプラントベースバーガーを楽しめるキット「THE GREAT PLANT BASED BURGER FOR YOUR HOME(2食つき3,200円)」が発売されます。

ヴィ―ガンや食事制限のある方はもちろん、お肉が好きな人も楽しめるハンバーガーになっています。おいしくて罪悪感の少ないハンバーガーの魅力にどっぷり浸かってみてはいかがでしょうか。

■店舗概要

THE GREAT BURGER

http://www.the-great-burger.com/

(取材・文:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部)