新コーナー「リーダー」に聞く。栃木県内を中心に活躍するさまざまなリーダーをスタジオに迎え、仕事観や素顔に迫り、情熱に触れ視聴者のあすへの活力につなげます。

初回は小山市にあり明治から続く老舗酒蔵で、日本酒「門外不出」や「若盛」をつくる西堀酒造の取締役で六代目蔵元の西堀哲也さんです。

Q.新たな取り組みは

西堀さん:「ウイスキーの蒸留事業をこの夏から始めようと準備をしています。実は、ウィスキーの蒸留で日本酒造りの知見を応用できる余地も多いんですよ。蒸溜所は敷地内にともとあった明治時代の建物を活かして見学もできるように改装しています。シングルモルトウイスキーの出荷は3年後です。それまでの期間を活用してウォッカやジンも造っていく予定です」

Q.今後の目標は

西堀さん「地域と共に歩み続ける、開かれた酒蔵になりたいです。私たちが150年間、酒造業を続けてこられたのも地域の方々の支えがあってこそです。実際に酒蔵に足を運び酒造りの文化や歴史が体感できる空間となり、地域とともに共生していく酒蔵になっていきたいです。今回のウイスキー蒸溜所の改築もその第一歩を目指しています」