Android OSの大型アプデでオフラインライブ書き起こしや文法チェックなど追加へ

米GoogleはAndroid OSへの次期大型アップデートの詳細を公開しました。Android OSのメジャーアップデート(Android 12など)には相当しませんが、さまざまな機能追加が予定されています。

キーボードアプリ「Gboard」では、これまで「Pixelシリーズ」でのみ利用できていた文法チェック機能が他社スマートフォンでも利用できるようになります。またライブ書き起こしアプリ「Live Transcribe」もアップデートにより、オフライン状態でもリアルタイムでの音声書き起こしが可能になります。

Pixelスマートフォンやクラウドサービス「Google One」の契約者の場合、ペットや食べ物、植物などより多くの被写体でポートレートモードのボケ効果が利用できるようになります。またAndroid 6以降を搭載したスマートフォンではファイル共有機能「Nearby Share」にて、転送中に複数の受信者を追加できるようになります。

「Google TV」では、自分の好みにあわせた「Highlights」タブが表示されます。またアプリごとにタイマーを設定したり、フォーカスモードが利用できる新しいスクリーンタイムウィジェットも追加されます。

現時点では、いつ頃これらのアップデートが提供されるのかは発表されていません。ただしオフラインでのライブ書き起こし機能などは、電波状況の悪い場所でのインタビューなどでかなり役立ちそうです。

また、海外にてパーキングソリューションを展開している米ParkMobileの路上駐車ゾーンでは、「Hey Google、駐車料金を払って」と話しかけることで、Google アシスタントとGoogle Pay経由での支払いが可能になります。またGoogle アシスタントに駐車状況や時間延長を尋ねることも可能です。

Source: Google