競技最終日 熱戦続く いちご一会とちぎ国体冬季大会
日光市で熱戦が続く冬季国体、5日目の28日はスピードスケートの競技最終日を迎え、少年と成年の個人決勝、それにリレーの決勝が行われました。
2000メートルリレーの成年男子決勝。
第1走者の川目 拓磨選手が得意のスタートダッシュから力強い走りを見せ、トップでバトンを渡します。
強豪がひしめくなか、第2走者の大学生、宇賀神怜眞選手は北海道に抜かれるも2位をキープし26日の500メートルで優勝した阿部啓吾選手へ。
阿部選手はバトンを受けた直後に他県の選手にぶつかるアクシデントもありましたが、粘りの走りで大学時代から8年間チームメイトのアンカー中村隼人選手へつなぎます。
栃木は国体のスピードスケートの花形種目で3位に輝きました。
成年女子3000メートル決勝には栃木県スポーツ専門員の北原もえ選手が出場、レース序盤に規定の責任先頭2回をクリアして優位にレースを展開、4位入賞を果たしました。
そのほかの主な結果です。
成年男子5000メートル決勝は小川拓朗選手と山本大史選手がそれぞれ5位と6位に入賞。
少年男子1000メートル決勝では、日光明峰高校の湯沢大翔選手が6位に入賞しました。
一方、スケート競技最終日の28日は日光市内のホテルでスケート競技総合の表彰式が行われました。
栃木県は男女の総合成績にあたる天皇杯は94点で6位、女子の総合成績、皇后杯は38点で10位でした。