人材不足や非効率な作業など農業分野が抱える課題を解決するため、ICTを活用したスマート農業が注目を集めています。

27日は農業用に開発されたドローンのデモフライトが行われました。

農業用のドローンを開発したのはNTT東日本グループです。

バッテリーを含まない本体だけの重さはわずか5.8キログラムで、誰でも簡単に持ち運べる軽さが特徴です。

また、プロペラやアームをたたまずに軽トラックへ乗せることができるので違うほ場への移動もスムーズです。

27日は那須塩原市のアーデルファームで農業関係者などが農薬散布のデモフライトを見学しました。

1本のバッテリーで液体や固形の農薬を最大2.5ヘクタール散布することができます。

ドローンは手動以外にリモコンに搭載されたマップに飛行経路を登録して飛行するフルオートがあるので、誰でも簡単に操作ができるため、今までかかっていた時間や手間などが減り、農作業をより効率化していくことができるということです。