日本代表 (c)JFA

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23日、日本サッカー協会は冨安健洋(アーセナル/イングランド)がケガのため日本代表に不参加となり、代わりに中谷進之介(名古屋)を招集すると発表した。

27日中国戦、2月1日サウジアラビア戦に臨む日本代表にさらなる試練が訪れた。今回、キャプテンの吉田麻也に続いて冨安の欠場が決まったことで、日本はレギュラーCB2人を欠いて大事なワールドカップアジア最終予選を戦うことになった。

2019年9月にスタートした最終予選で、初戦のオマーン戦こそ参加できなかった冨安の代わりに植田直通が入ったが、その後の5試合はすべて吉田と冨安のコンビで戦い抜いてきた。

今回、センターバックと目されるのは植田、板倉滉、谷口、中谷になるが、植田が最後の出場したのは2021年9月2日のオマーン戦、中谷は同年6月15日のキルギス戦、谷口は同年6月11日のセルビア戦、板倉は同年5月28日のミャンマー戦が前回出場した試合となる。

また、植田と板倉がコンビを組んだのは上記ミャンマー戦、植田と谷口が組んだのは上記セルビア戦が最後で、板倉はまだ谷口、中谷とも組んだことがない。

現在、1位のサウジアラビアは勝点16、2位の日本は勝点12だが、3位オーストラリアは勝点11とわずかに1点差。ここまで最終予選では1失点以上していない日本代表守備陣だが、ここに来て大きな試練に晒されることになった。


【文:森雅史/日本蹴球合同会社 写真提供:日本サッカー協会】