余分な鍋を捨てて「マルチポット」一択。みそ汁から揚げ物まで1台7役
フライパンに片手鍋、パスタ鍋、卵焼き器に天ぷら鍋…。収納場所が限られているキッチンに、なぜかすぐ増えてしまう鍋やフライパン。
今回は、料理家や料理系YouTuberから人気に火がつき、インスタでも投稿が2000件を超えるなど大注目の鍋「マルチポット」を試してみました。
炊く・ゆでる・焼く・沸かす・煮る・揚げる・和えるという1台7役です。
かわいいだけじゃない実力派のマルチポット
多くの方が悩んでいると言われる「鍋が増えてしまう問題」。それを解決する多彩なマルチポットが今、人気です。
まず注目したいのが、コロンとしてケトルのような形。お湯を沸かしたりゆで卵をつくったり、コンロの上に置いていつも使いたい愛らしさです。
そう、じつはこの「出しっぱなしにしたい大きさ、かわいさ」が重要なところ。
パスタ鍋や天ぷら鍋など、ときどきしか使わない鍋、大きすぎてキッチンの景観を圧迫する鍋はしまい込みがちで、次第に出すのがおっくうに。
いつも手に届くところに置き、使い倒したくなるかわいさ、使い勝手のよさがマルチポットの最大の長所です。
購入したマルチポットは2.2LのMサイズ。鍋を増やしたくない、キッチンの省スペースにと考えると、このサイズがベスト。
あえて小さめのサイズを選んで「食べるだけつくる」「大量につくらない」という考え方もあると思います。
思ったよりも深く容量があるので、パスタやそばなど、麺類もゆでられます。
もちろん、毎日のみそ汁づくりにも。
カレーなど煮込む料理にも便利。鍋がコンパクトなので、余ったらそのまま冷蔵庫に収納できます。
小さくて深さがあるので、揚げ物にもぴったり。油が少量ですむうえ、油はねが気になりません。
ほかにもご飯を炊いたり、深さのあるフライパンのようにソテーしたり、ボウル代わりに和え物に使ったり、マルチポットが1台あれば、まさにマルチに活躍してくれます。
ほかの鍋を捨ててでもマルチポットを導入した方がいいと思う理由のひとつが、そのコンパクトさです。取っ手が曲がっているだけでこんなに場所を取らないとは!
取っ手は木ではなく、シリコーン塗装に木目プリントがされています。
収納の場所を取らないよう取っ手が通常の鍋より内側にありますが、調理中もとくに熱くなりません。長時間、強火で煮込む際など心配でしたらミトンを使うといいかと思います。
取っ手も含めて全体的にコンパクトな造りなので、冷蔵庫の中でも場所を取らず、すっきり収納できます。
ただ、このような取っ手の形状なので、チャーハンを煽るような使い方は向いていないと思います。
フタの溝は、意外と置き場所に困る菜箸の定位置に。
マルチポットのデザインのポイントになっているフタですが、裏返して収納すれば、こんなに省スペースになります。
今回試したのは、「ToMay charm マルチポット」(和平フレイズ)。Mサイズは内径14cm、深さ17cm、容量2.2L。
本体の重さは0.75kgと軽いですが、なにも入れなくてもコンロの上で傾いたり倒れることはありません。
ちなみに3〜4人用のLサイズは内径17cm、深さ19cm、容量は3L、重さ0.99kg。
料理をつくる量と共に、冷蔵庫や食器棚などにしまうことを考えてサイズ選びをしましょう。
本体カラーはホワイトを選びました。ほかにもレッド、イエロー、グレー、ネイビー、グリーン、ライトブルーなど、キッチンになじむシックな色から気分が明るくなるポップな色まで展開があります。
鍋の内側は料理が映える「ピンクマーブルハードコート」(ふっ素樹脂加工)のものを選びましたが、汚れが目立たない黒も。
マルチポットはニトリやほかのメーカーからも出ているので、ぜひ比べて最適な1台を見つけてくださいね。
<写真・文/福村美由紀>
今回は、料理家や料理系YouTuberから人気に火がつき、インスタでも投稿が2000件を超えるなど大注目の鍋「マルチポット」を試してみました。
炊く・ゆでる・焼く・沸かす・煮る・揚げる・和えるという1台7役です。
かわいいだけじゃない実力派のマルチポット
出しっぱなしでもかわいい鍋「マルチポット」。キッチンの省スペースに
多くの方が悩んでいると言われる「鍋が増えてしまう問題」。それを解決する多彩なマルチポットが今、人気です。
まず注目したいのが、コロンとしてケトルのような形。お湯を沸かしたりゆで卵をつくったり、コンロの上に置いていつも使いたい愛らしさです。
そう、じつはこの「出しっぱなしにしたい大きさ、かわいさ」が重要なところ。
パスタ鍋や天ぷら鍋など、ときどきしか使わない鍋、大きすぎてキッチンの景観を圧迫する鍋はしまい込みがちで、次第に出すのがおっくうに。
いつも手に届くところに置き、使い倒したくなるかわいさ、使い勝手のよさがマルチポットの最大の長所です。
●みそ汁やカレーに、パスタにも。毎日のごはんづくりに活躍するマルチポット
購入したマルチポットは2.2LのMサイズ。鍋を増やしたくない、キッチンの省スペースにと考えると、このサイズがベスト。
あえて小さめのサイズを選んで「食べるだけつくる」「大量につくらない」という考え方もあると思います。
思ったよりも深く容量があるので、パスタやそばなど、麺類もゆでられます。
もちろん、毎日のみそ汁づくりにも。
カレーなど煮込む料理にも便利。鍋がコンパクトなので、余ったらそのまま冷蔵庫に収納できます。
小さくて深さがあるので、揚げ物にもぴったり。油が少量ですむうえ、油はねが気になりません。
ほかにもご飯を炊いたり、深さのあるフライパンのようにソテーしたり、ボウル代わりに和え物に使ったり、マルチポットが1台あれば、まさにマルチに活躍してくれます。
●考え抜かれた取っ手とフタの形状。冷蔵庫にもすっきり入る
ほかの鍋を捨ててでもマルチポットを導入した方がいいと思う理由のひとつが、そのコンパクトさです。取っ手が曲がっているだけでこんなに場所を取らないとは!
取っ手は木ではなく、シリコーン塗装に木目プリントがされています。
収納の場所を取らないよう取っ手が通常の鍋より内側にありますが、調理中もとくに熱くなりません。長時間、強火で煮込む際など心配でしたらミトンを使うといいかと思います。
取っ手も含めて全体的にコンパクトな造りなので、冷蔵庫の中でも場所を取らず、すっきり収納できます。
ただ、このような取っ手の形状なので、チャーハンを煽るような使い方は向いていないと思います。
フタの溝は、意外と置き場所に困る菜箸の定位置に。
マルチポットのデザインのポイントになっているフタですが、裏返して収納すれば、こんなに省スペースになります。
●毎日つくる料理の量と収納を考えてサイズ選びを
今回試したのは、「ToMay charm マルチポット」(和平フレイズ)。Mサイズは内径14cm、深さ17cm、容量2.2L。
本体の重さは0.75kgと軽いですが、なにも入れなくてもコンロの上で傾いたり倒れることはありません。
ちなみに3〜4人用のLサイズは内径17cm、深さ19cm、容量は3L、重さ0.99kg。
料理をつくる量と共に、冷蔵庫や食器棚などにしまうことを考えてサイズ選びをしましょう。
本体カラーはホワイトを選びました。ほかにもレッド、イエロー、グレー、ネイビー、グリーン、ライトブルーなど、キッチンになじむシックな色から気分が明るくなるポップな色まで展開があります。
鍋の内側は料理が映える「ピンクマーブルハードコート」(ふっ素樹脂加工)のものを選びましたが、汚れが目立たない黒も。
マルチポットはニトリやほかのメーカーからも出ているので、ぜひ比べて最適な1台を見つけてくださいね。
<写真・文/福村美由紀>