第34回東京国際映画祭の予告編が公開に
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 10月30日〜11月8日に開催される第34回東京国際映画祭の予告編が公開され、ジャパニーズアニメーション部門で今年3月に亡くなった名アニメーター・大塚康生さんのレトロスペクティブが開催されることや、特撮部門で「仮面ライダー」シリーズの特集が行われることが明らかになった。

 予告編には、オープニング作品であるクリント・イーストウッド監督の最新作『クライ・マッチョ』や、クロージング作品の『ディア・エヴァン・ハンセン』はもちろん、国際映画祭で注目された話題作や日本での公開がまだ決まっていない最新作などを上映するガラ・セレクション部門(※これまでの特別招待作品部門から名称変更)の作品の映像も収録されている。

 さらに、映像ではジャパニーズアニメーション部門にも言及。「パンダ・コパンダ」「未来少年コナン」「ルパン三世」など多くの名作アニメに携わった大塚さんのレトロスペクティブ「アニメーター・大塚康生の足跡」で歴史を振り返りつつ、「2021年、主人公の背負うもの」というテーマで最新アニメが描こうとしているものに注目するという。そして、特撮部門では生誕50周年を迎えた「仮面ライダー」シリーズが特集される。

 なお、今回の予告編には第34回東京国際映画祭フェスティバルソングとして、King Gnuの常田大希らによる音楽プロジェクト・millennium parade の「Bon Dance」が使用されている。(須田璃々)