秋が旬の食べ物とは？おすすめの食材アレンジレシピもご紹介！

食欲の秋にぴったりな食べ物とは？

秋といえば、みなさんはどんな秋の食べ物を思い浮かべますか？栗、さつまいも、かぼちゃ、さんま、アジ、りんご...... 秋は海の幸、山の幸問わず本当にたくさんの種類のおいしい食材を楽しむことができる季節です！



夏の疲れを癒し、来る冬へ備えて、秋は栄養満点の食材をおいしく食べましょう♪

秋に旬を迎える魚

さんま

秋刀魚と書くように、秋魚の代表と言える海の幸さんま。頭と尻尾、骨以外は食べることができるので、意外に食べやすい種類のお魚です。旬のさんまは脂がのっているので、そのまま塩焼きにするだけでおいしい！ さんまに含まれるEPAが血行をよくすると言われ、薬膳料理でも活躍しています。

おいしいさんまの選び方

・身がふっくらしていてハリがあるもの
・目がイキイキとして透明感があるもの
・くちばしの先や尾びれの付け根が黄色いもの
・皮がピンと張って光沢のあるもの
・お腹が硬めのもの

うなぎ

土用の丑の日のイメージがあるので夏のお魚と思っていた人もいるかもしれませんが、うなぎは初冬に旬を迎えるお魚。秋のうなぎは天然ものが多いので、夏と秋のうなぎを食べ比べてみると脂ののりが違うことを確認できるかもしれません。秋旬のうなぎをレシピも参考に楽しんでくださいね♪

おいしいうなぎの選び方

・少し幅が広く、身も皮もやわらかいもの
・表面がざらざらしていて、平たいもの
・身に傷が少なく、均等に厚みがあるもの
・脂がたっぷりのっている大きめのもの
・長焼きのもの

鮭

鮭はたくさんの種類があり、一年を通して楽しむことができるお魚です。秋鮭は脂身が少なく、オスは白子、メスは卵を持っているのが特徴。脂身が少ないことから、フライ料理やソテーなどのアレンジがおすすめです。レシピ20選を紹介していますので、毎日の献立に役立ててくださいね。

おいしい鮭の選び方

・皮と身の色がキレイなもの
・皮が銀色に光っているもの
・身がふっくらとハリがあるもの
・鮮やかな紅色のもの
・身に入ったサシ（白い筋）が真っ白でハッキリしているもの

牡蠣

栄養たっぷりな牡蠣は、「海のミルク」ともいわれています。生のままカクテルソースをかけて食べたり、バターソテーにしたり、牡蠣フライにてもおいしいですね。冬に食べるイメージもありますが、殻が厚い岩牡蠣は夏から秋にかけてが旬です。かたちが大きめで肉厚！ジューシーな食感が楽しめます。

おいしい牡蠣の選び方

（殻付きの牡蠣）
・口が固く閉じて重いもの
（むき身の牡蠣）
・身と貝柱がしっかりくっついているもの
・身にツヤがあり丸々としたふくらみのあるもの
・身の外側の膜の色がくっきりした黒色のもの
・貝柱が大きく、色が半透明であるもの

カツオ

秋のカツオは、戻りガツオやトロカツオと呼ばれ、脂がのっていて濃厚な味わいが特徴です。タンパク質を多く含み、鉄分やビタミンB1・B6・B12、ビタミンDが豊富なため貧血予防や美肌づくりにも役立つと言われます。ぜひおいしい旬のカツオレシピを試してみてはいかが♪

おいしいカツオの選び方

・身が赤く鮮やかで透き通っているもの
・皮と身の間に脂があるもの
・切り口が虹色や血合いの部分が黒くなっていないもの
・生臭くないもの
・血合いがはっきりしているもの

秋に旬を迎える野菜

まつたけ

日本のきのこの最高峰と呼ばれるまつたけ。価格の上昇もあり、気軽に食卓へ出すことはむずかしくなってきています。しかし、焼いて、蒸して、お汁のなかに入れて、私たちの食生活のなかでさまざまなアレンジで楽しめる食材でもあります。

おいしいまつたけの選び方

・傘の開きが5分までのもの
・軸が硬くて弾力があるもの
・傘の裏のひだが黒ずんでいないもの
・表面が乾燥していないもの
・茶色と白のコントラストがはっきりしているもの

さつまいも

おやつにもおかずにもなる秋の味覚、さつまいも。品種もさまざまあり、焼き芋として焼いて食べるだけでも、それぞれの品種が持つ食感や特徴を楽しむことができます。糖度の高いものは、砂糖を使わずに作るお菓子の材料としても活躍しますよ♪

おいしいさつまいもの選び方

・皮の色が鮮やかで均一のもの
・表皮に凸凹や傷・斑点がなくツヤがあるもの
・ふっくらしているもの
・表皮に黒い変色がないもの
・ずっしりと重みのあるもの

かぼちゃ

やさしい甘みが子供から大人まで人気のかぼちゃ。最近では日本でもハロウィンが定着してきたこともあり、スーパーにはさまざまな種類のかぼちゃが並ぶようになりました！煮物やサラダなど、その甘みを生かしたレシピが特徴的です。

おいしいかぼちゃの選び方

（1個丸ままの場合）
・表皮の緑色が濃く、ずっしり重量感のあるもの
・かたちが整っているもの
・ヘタのまわりがやわらかくないもの
（切り売りの場合）
・種がしっかりつまっているもの
・色が鮮やかで肉厚のもの

なす

秋なすは数ある品種のなかでも、みずみずしくておいしいと言われています。煮びたしにするだけでとてもおいしいので、それと白米があるだけで複雑なアレンジはいらないほど！ ぜひおすすめのレシピで、おいしい旬のなす料理のレパートリーを増やしてくださいね。

おいしいなすの選び方

・へたの切り口が新しいもの
・ガクにあるトゲが鋭くとがっているもの
・果皮の色が濃いもの
・表面にキズがなくツヤ・ハリのあるもの
・しっかりとした重みのあるもの

ごぼう

秋に食べるごぼうは、なんと言っても風味と食感が格別です。なぜならごぼう独特の香りが旬の時期にピークを迎えるから。ごぼうはよく噛んで食べることで脳も活性化！ 食物繊維も豊富で、腸内環境を整える働きがあり便秘の改善にも役立ちます。冷え性や美肌対策にごぼう茶も販売されていますね。

おいしいごぼうの選び方

・太さが均等でひげ根の少ないもの
・土つきのもの（風味と香りがいい）
・中ぐらいの太さのもの
・まっすぐで切り口に空洞のないもの
・先端がしおれてなくひび割れのないもの

秋に旬を迎える果実

栗

秋の味覚としてごはんやパスタと合わせたり、デザートの材料としても効果的に使える栗。実は栗のあの固い皮と渋皮は果実、普段私たちが食べる部分は種子なんです！トングや軍手を持って自ら拾いに行くのも、秋を感じられる行事のひとつとしておすすめです♪

おいしい栗の選び方

・表面の鬼皮が固くツヤがあるもの
・ふっくらと丸みのあるもの
・ずっしりと重みのあるもの
・鬼皮に穴や黒ずみのないもの
・鬼皮にハリと光沢があるもの

柿

秋が来たと思わせてくれる、はっきりとした柿のオレンジ色。ふんわりとしたやさしい甘みが魅力です。果実をそのまま食べるだけではなく、果実を干した干し柿にして食べてもおいしい。抗酸化ビタミンと言われるビタミンAやビタミンCが豊富で、美容にもよい柿は秋の楽しみですね♪

おいしい柿の選び方

・ヘタが実にはりついているもの
・ヘタが緑色で4枚そろっているもの
・全体に濃いオレンジ色のもの
・かたちが整っていていびつでないもの
・ずっしりと重みがありやわらかすぎないもの

梨

ひんやり、シャキッとしたは食感の梨は、厳しい夏の暑さで蓄積した疲れを癒す効果があると言われています。見た目以上の栄養価を持っているので、子どもにも大人にも嬉しい秋の味覚です。水分をたっぷり含んだ梨は、暑さが残る時期にぴったりの果物。デザートやおかずにぜひアレンジしてください♪

おいしい梨の選び方

・かたちが丸く整っているもの
・果皮にハリがあり色ムラのないもの
・ずっしり重みのあるもの
・おしりがふっくらとして広いもの
・軸が太く、実の真ん中にあるもの

ぶどう

ポリフェノールを豊富に含むぶどうは、疲労回復やエイジングケアにも役立つと言われています。じゃらん調査では、2020年秋に食べたい旬の味覚1位が「ぶどう」に選ばれたほど人気の果物。ぶどう狩りもファミリーで楽しめる秋の風物詩ですね。秋の味覚を存分に楽しみましょう♪

おいしいぶどうの選び方

・皮にハリがあるもの
・白っぽい粉（ブルーム）が表面についているもの
・枝は黄色から緑色でしおれていないもの
・枝から実が落ちていないもの
・巨峰は色の濃いもの、マスカットは色が薄くて黄色っぽいもの

桃

甘くてやわらかい食感の桃も、秋の味覚を感じますね。桃は腸内環境を整え、疲労回復、コレステロール値を下げるなどといったたくさんの健康成分が含まれています。便秘気味の方やお疲れ気味の方、コレステロールが気になる方にもおすすめ。秋に旬を迎えるジューシーな桃を楽しんでくださいね。

おいしい桃の選び方

・全体に色づき青みがないもの
・左右対称でふっくら横長のもの
・中玉以上でずっしり重みのあるもの
・全体にうぶ毛があり傷がないもの
・芳香が放っているもの

秋の食べ物で夏の疲れを癒し、冬に備えよう♪

今年はどんな夏を過ごしましたか？秋は夏の気候で疲れた体を癒し、寒くなる冬に備えてパワーを蓄える季節でもあります。秋の食べ物で夏の疲れを取り、来る冬に備えて栄養を蓄え直して健康的な冬を過ごしてみませんか？