スペインは、ペドリ、マルコ・アセンシオ、パウ・トーレス、ダニ・オルモなど、ほぼ国際的に通用するメンバーを送り込み、フランスは35歳のティグレスのストライカー、アンドレ=ピエール・ジニャクほか、アカデミーの有望株を揃える。それにニュージーランドは、クリス・ウッドとウィンストン・リードを招集し、マンチェスター・ユナイテッドは、エリック・バイリーを数週間コートジボワールに預けることに満足しているようだ。

 だが、これらのことに何の意味があるのだろうか?遠く離れた様々なサテライト会場で、すでにパンパンのオリンピックプログラムを膨らませること以外に、何をもたらすのだろうか?ただでさえぎっしり詰まっているサッカーのカレンダーに、さらにいくつかの試合を詰め込むだけだ。オリンピックサッカーが何なのかは、誰もよく分かっていない」

 欧州諸国のプレシーズンの真っ只中に行なわれ、招集を巡っては毎度、代表とクラブ側と衝突。その結果、五輪サッカーは金メダルを争う世界最高峰の戦いながら、多くのチームがベストメンバーを揃えられないというパラドックスを抱えている。そうした状況を見かね、リュ―氏は「カレンダーに専用の枠の設置や、オーバーエイジの廃止」といった具体的な改革案も挙げているが…。今後何かしらの動きはあるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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