ベルギー・オーステンデ在住の11歳の少年であるローラン・シモンズ君が、わずか11歳で物理学の学士号を取得したことが報じられています。卒業時の評定成績は9点で、成績上位5%のsumma cum laudeを受賞したとのことです。

Belgisch-Nederlandse jongen (11) slaagt summa cum laude voor bachelor | NOS

https://nos.nl/artikel/2388098-belgisch-nederlandse-jongen-11-slaagt-summa-cum-laude-voor-bachelor

Belgian-Dutch child prodigy gets bachelor's degree in physics at age 11: "Immortality is my goal"

https://www.psychnewsdaily.com/belgian-dutch-child-prodigy-gets-bachelors-degree-in-physics-at-age-11-immortality-is-my-goal/

シモンズ君は天才児として知られており、わずか2歳で小学校に、6歳でグラマー・スクールに入学。そして7歳半の時にアイントホーフェン工科大学で電気工学を学び始めました。

しかし、「10歳までに大学を卒業させるのは現実的ではない」とする大学側と、シモンズ君の両親との間で意見の衝突があったこと、そしてシモンズ君自身が大学でいじめの被害に遭っていたことで、シモンズ君はアイントホーフェン工科大学を中退。なお、大学の学士号取得の史上最年少は、1994年に10歳でアメリカのアラバマ大学を卒業したマイケル・カーニーさんで、もし大学側が認めていれば、シモンズ君が史上最年少記録を更新していたとのこと。

その後、イスラエルやアメリカに留学する計画もあったものの、2020年4月から古典力学や量子物理学の講義を受けて強い興味を持ったシモンズ君は、最終的にアントワープ大学に入学し、物理学専攻の道に進みました。アイントホーフェン工科大学で単位を取得していたこともあり、学士号取得には本来3年かかるところを、わずか1年で取得。新型コロナウイルスの流行で、講義のほとんどがオンラインだったために他の学生と接触することはほとんどなく、実験や研究のために研究室へ向かう時だけ登校していたそうです。

シモンズ君はそのままアントワープ大学で物理学の修士号を取得する予定で、いずれは博士号の取得も考えているとのこと。ただし、シモンズ君の父親によれば、多くの学者と交流しながら論文を書くために、イスラエルへ引っ越すことも考えているとのこと。

「なぜ物理学を勉強しているのか」という問いに対し、シモンズ君は「Immortality(不死)が私の目標です。体の部位のできるだけ多くを機械部品に置き換えられるようにしたいと考えています。そこに至るまでのロードマップはすでに描いています。大きなパズルのようなものだと考えてください。量子物理学はこのパズルの最初のピースなのです。このような研究では、知識を得ることと、その知識を応用することの2つが重要です。2つ目を得るために、世界最高の教授たちと一緒に仕事をし、彼らの頭の中をのぞいて、彼らがどのように考えているのかを知りたいと思っています」と答えています。