メンバーを“いじめ”て脱退させた疑惑のガールズグループ、当事者が4カ月ぶりに口開く【全文】

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グループ内の“いじめ疑惑”が浮上し、加害者と目されたAPRILのイ・ナウンが疑惑について自ら口を開いた。

疑惑が浮上してから4カ月が過ぎての解明だ。

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イ・ナウンは6月11日、ファンカフェに「これまで私の立場を申し上げなかった最大の理由は、APRILのために会社の対応を信じて、待っていたからだ。チームのために個々人が対応することは適切ではないと考えており、今でもこの考えは変わらない」と切り出した。

続けて「しかし多くの方々が事実と異なる部分を信じており、これ以上の憶測を防がなければならないということも、ファンのためにする自らの役割であると考えた」と述べた。

そして「これまでの出来事をいちいち言及したくないが、本当にそのようなことはないと、違うと…。必ずこの一言は言いたかった」と、メンバーをいじめていたという疑惑を改めて否定した。

これまでの経緯は?
イ・ナウン

先立って今年2月、APRILのデビューから1年が過ぎた2016年にイ・ヒョンジュがグループを脱退したのは、グループ内でいじめを受けていたからと主張するイ・ヒョンジュの弟の文章がオンラインコミュニティに上がり、大きな騒動となった。

その後、イ・ヒョンジュはSNSを通じて、デビュー準備をしていた2014年から2016年まで、グループ内のいじめが続いたと主張した。暴行、暴言、悪口、家族に対する人格攻撃などがあったという。

所属事務所側は「事実無根」とし、強硬な対応を示したが、騒動の余波でイ・ナウンは出演が決まっていたドラマ『模範タクシー』(原題)を降板。また広告モデルとして出演したすべての広告が中断された。

2015年にAPRILとしてデビューしたイ・ナウンは、清純な見た目と明るい性格で、SBSの歌番組『人気歌謡』のMCやバラエティ番組『おいしい広場』(原題)など、様々なバラエティで活躍してきた。またウェブドラマ『ATEEN』、MBCのドラマ『偶然発見したハル』(原題)などに出演し、演技活動も広げていた。それだけに今回の騒動によって生じたドラマ降板などは、彼女のキャリアにとって大きな痛手となった。

APRILの“いじめ疑惑”は両者の主張が食い違っており、今も真相が明らかになっていない。

イ・ナウンの文章全文は、以下の通り。

こんにちは。イ・ナウンです。今になって文章を書くことになり、とても申し訳ありません。

これまで私の立場を申し上げなかった最大の理由は、APRILのために会社の対応を信じて、待っていたからです。チームのために個々人が対応することは適切ではないと考えており、今でもこの考えは変わりません。

しかし多くの方々が事実と異なる部分を信じており、これ以上の憶測を防がなければならないということも、ファンのためにする自らの役割であると考えています。短くても、自分の考えを残しておきます。

これまでの出来事をいちいち言及したくないですが、本当にそのようなことはないと、違うと…。必ずこの一言は言いたかったです。

今まで頑張ってきて、過去のことを皆さんに話し、私が直接経験して感じた気持ちや感情を共有することは、ガールグループとしてとても難しいことであり、慎重にすべきだと思いました。

2015年5月、17歳で練習生として入り、3カ月しか練習できないまま、8月にステージに立ちました。慣れない状況に上手く適応することが、自分の役割でした。幼い年齢でデビューし、未熟で繁雑な部分が非常に多かったです。

7年間活動して、どんな瞬間でも正直なイ・ナウンをお見せしようと努力しました。時には、あまりに率直で正直な自分の心を表現し、恥ずかしかったこともありましたが、多くの愛を受けたから皆さんに近づくことができました。

今回のことを経験して、公人が与える重みを学びました。いつも夢を叶えるために努力し、耐えることがすべてでした。

このことをきっかけに、私がたくさん不足しているのではないかと自分に何度も尋ねました。私自身がより堂々とした人にならなければという考えが浮かびました。

今後、自分自身をさらに愛して、発展する姿で、公認としてもより成熟した姿で皆さんの前に立ちます。今まで私を信じて待ってくれて、本当にありがとうと言いたかったです。ありがとうございます。