ロシアに先を越される? - 宇宙で映画撮影予定のトム・クルーズ
 - Samantha Zucchi / Insidefoto / Mondadori Portfolio via Getty Images

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 ロシアの国営宇宙公社ロスコスモスは現地時間13日、国際宇宙ステーション(ISS)で世界初の長編映画撮影のため、2021年10月5日に女優のユリア・ペレシルド(36)と映画監督のクリム・シペンコ(37)を宇宙へ派遣すると発表した。

 宇宙での映画撮影といえば2020年5月、トム・クルーズがNASAと共に同じく国際宇宙ステーションで映画撮影をする計画が発表されていた。その後、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のダグ・ライマン監督がメガホンを取ること以外に新情報はなく、彼らがいつ宇宙へ行くのかも不明。ロシアが無事10月にキャスト・監督を宇宙に派遣した場合、トムよりも先に宇宙で映画撮影を行うことになる。
 
 ロシアが製作する長編映画『チャレンジ(英題) / Challenge』のジャンルはスペースドラマで、『ロシアン・スナイパー』などで知られるユリアが主演を務め、SF映画『サリュート7』のクリム監督がメガホンを取ることのみ発表されている。二人は無重力飛行機内での訓練やパラシュート飛行を習得する必要があり、来月にも本格的なトレーニングがスタートすると見られる。(編集部・倉本拓弥)