函館に旅行へ行くと、異世界に来たかのような感覚があるのではないでしょうか。その理由には、函館ならではの建物が関係しているかもしれません。

函館の街並みといえば!

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函館に行くと、洋式の建物をよく見るのではないでしょうか。『旧函館区公会堂』や『函館ハリストス正教会』などがありますよね。

筆者も小学生の時の修学旅行で函館に行き、まったく違う世界に来たかのような衝撃を受けました。坂が多く、ドラマ撮影で使用された有名な坂にも行きました。函館山や坂の上から見る景色がとてもきれいだったのが印象的です。

ちなみに、有名な観光スポットを訪れるのも良いですが、函館出身の友達に案内してもらうと、違った発見があり楽しいですよ!

「和洋折衷住宅」って?

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函館に行くと、洋式の建物だけではなく、和風と洋風が合わさったような建物を見たことがありませんか? こちらが今回ご紹介する“和洋折衷住宅”です。

その名の通り、和風と洋風の建築様式を融合させてつくられたものだそう。とくに、江戸時代末期の開港とともに栄えた西部地区で多く見ることができます! 修学旅行で、「おしゃれな建物だな~」と感じたのを覚えています。

「和洋折衷住宅」の誕生ストーリー

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なぜこのような建物が建てられたのでしょう?

函館市の公式ページではこのように記載されていました。

江戸末期、日本を代表する貿易港としていち早く世界に門戸を開いた函館。アメリカ、ロシア、イギリスなどの領事館が相次いで開設され、外国人が住み始めます。横浜や長崎と同様、最初は外国人居留地を設置しますが、函館は土地が狭かったため、実際は市街地に雑居状態。現在も元町で隣り合わせに建つ教会と寺院が、それを象徴しています。

外国人と一緒に住むことになった函館住民は、彼らと直接触れ合う中から、西洋の最先端の技術を多く吸収することができました。函館の大工たちは、外国人の指導のもとで、まったく経験のない教会や領事館などの洋風建築に取り組みます。その後、宣教師や外国人商人の洋風住宅建築も依頼され、並々ならぬ苦労を重ねながら技術を習得しました。

引用:函館の街並みの「華」、和洋折衷住宅の魅力|函館市公式観光情報はこぶら

江戸時代の生活が、いまでも函館の景観に残っているんですね。これが、多くの観光客をひきつける1つの要因かもしれません。

次に函館を訪れるときは、夜景や海鮮丼だけでなく、和洋折衷住宅にも注目したいですね!

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