くら寿司の最新人気ランキングトップ10!マニアも驚きの食べ方を伝授

全実食!くら寿司の最新人気ランキングトップ10

全国各地に467店舗を展開する、大手回転寿司チェーン「くら寿司」。そのおいしさはもちろん、すべての食材において四大添加物(化学調味料・人工甘味料・合成着色料・人工保存料)を使用していない、という点もあり家族連れに大人気ですよね。

この記事では、そんなくら寿司の最新人気ランキングトップ10をご紹介!

くら寿司 渋谷駅前店」さんにご協力いただき、全商品を食べ比べてきました。週一でくら寿司に通う筆者も衝撃を受けた、おすすめの食べ方も教えてもらいましたよ。

この記事の案内人は…

macaroni編集部 トレンド担当ディレクター / もちこ
編集部きっての鮨マニア。大手回転寿司チェーンから都内高級店まで、週3回は寿司を食す。家でも握りの研究を欠かさず、My寿司下駄を持っている。インスタ(@harumochi98)では東京グルメを日々紹介中!

10位「味付いくら」

たった100円なのに、贅沢な気分を味わえる「味付いくら」。醤油ベースのたれに漬け込まれたいくらが、きらきらと輝いていて美しいですね~!海苔の食感、みずみずしいきゅうりがアクセントに。大人も子どもも思わず笑顔になってしまう一貫です。

期間限定で提供される「大粒いくら」も見逃せません!価格は200円(税抜)ですが、粒が大きく贅沢感がさらに増します。

9位「極み熟成 真鯛」

一度も冷凍せずに生のまま熟成させているのが特徴の真鯛。たった200円とは思えないほど、肉厚で身がしっとり。噛むごとに白身ならではの繊細な風味が広がります。

軽く醤油がぬられているのですが、筆者個人的には「ポン酢と塩」を少し加えるのがおすすめ!さわやかな香りとキリッとした塩気が、真鯛の旨みを引き立ててくれるんですよね。

8位「特製茶碗蒸し」

唯一サイドメニューのなかで、トップ10以内にランクインした「特製茶碗蒸し」。ファンの間では “最初と最後で2回頼む” という人もいる商品です。出汁のきいた卵液とカニカマ、ほたて(時期によってことなる)の相性が抜群。

最大のこだわりポイントである出汁は、自社工場でひいています。卵液までは工場で作り、火入れは各店舗でおこなっているそうで、ふるふるの食感です。

「出汁の味を楽しんでほしい、子どもでも好き嫌いなく食べられるようシンプルな味にしている」とのこと。

さらにおいしく食べたいなら「追い出汁」

少し変わった食べ方をしたい人におすすめなのが、出汁を追加する技!巷では、別途注文できる「くら出汁」をかけて食べるのが好まれているようです。なるほど、これはWの出汁で旨みが倍増ですね!

しかもこの「くら出汁」は、毎日店舗で昆布やかつおから出汁を引いているそうで……。いわし、うるめいわしなど、7種の魚介の新鮮な出汁がたっぷり詰まっているんです。

このあとも、たびたび登場する重要メニューなので覚えておいてくださいね。

7位「えび」

女性と子どもから圧倒的人気を誇る「えび」は、くら寿司のバイヤーが厳選しています。いつ食べても変わらないぷりぷりの食感なんですよね。

「えびアボカド」や「あぶりえびチーズ」などの変わり種にも心が奪われがちですが、えびの素朴な甘みをストレートに味わえるのがいいんですよね。卓上の甘だれを少しつけると、コク深さが増して新しい味を楽しめますよ。

6位「たまご焼き」

出汁のきいたやさしい味の「たまご焼き」は、大人になっても食べたくなる一貫。国産の卵を使い、自社工場で専任の人が手作業で焼いています。機械に任せっぱなしではないからこそ、懐かしさを感じる仕上がりなんですね。

ここでも「くら出汁」が登場!チャポンとつけると…

ここで提案されたのは「たまごに箸で穴をいくつかあけて、くら出汁に漬けてシャリに戻してください」…ええ!味は合わないわけはなさそうですが、予想外の食べ方に驚きを隠せません。

いざ試してみると、出汁巻きたまごのような味わいに。出汁に浸したたまごをシャリにのせると、全体的にほんのり温まって、シャリとネタの一体感が増しました。

5位「中とろ」

皮目から中心にいくほど、赤身になっていくまぐろ。くら寿司で中とろとして提供されているのは、皮目から4cmほどの脂がたっぷりのった部分です。従来は皮目から7cmほどの部分で赤身とのバランスをとっていたそうなのですが、お客さんの脂身を好むニーズに合わせているとのこと。

しっとりとシャリに寄り添う中とろは、淡いピンク色で絶妙な霜降り加減。読んで字の如く、脂が “とろっ” と 舌の上で溶けていきますよ。質を考えると、かなりコストパフォーマンスも高いのではないでしょうか。

4位「あぶりチーズサーモン」

一度食べたらやみつきになってしまう「あぶりチーズサーモン」。このチーズマヨネーズソース、実はただものではありません。ゴーダ、チェダー、マスカルポーネ、カマンベールと4種類ものチーズで作られた特製ソースなのです。

くら寿司特製の「あぶれるくん」と呼ばれる、赤外線マシンで炙っているそう。だれが炙っても均等な焦げ目がつくようになっているんですって。この香ばしさが食欲をそそりますよね~!

3位「はまち」

いよいよベスト3!舌の肥えた大人からの支持が厚い「はまち」です。前日まで生きていた生のものを皮つきのフィレの状態で仕入れているとのこと。店舗で丁寧に皮をひいて、切りつけていくため、鮮度が抜群!一度も冷凍されていないので、新鮮な香りと甘みが残ります。

産地は時期によって変わりますが、そのときの最適なものを選んでいるそう。

「くら出汁+ポン酢+七味」でしゃぶしゃぶ風!

待ってました!ここでまたもや「くら出汁」の登場です。今度ははまちを出汁につけてしゃぶしゃぶして、シャリに戻したら、ポン酢と七味をかけるとのこと。これはなかなか秀逸な食べ方です……。

はまちにふんわりと火が通り、脂がじゅわっと。例によってシャリとの一体感が増します。ぜひみなさん真似してみてください。

2位「とろサーモン」

コクと甘みが格段に濃い「とろサーモン」は、老若男女に好かれる人気者。醤油をたらすと、キラキラと脂がにじみ出てきます。この脂がシャリをコーティングし、まろやかな味わいにしてくれるんですよね。

本わさびを贅沢に使用した、くら寿司特製 “直前わさび” を少し多めにつけるのがおすすめ。脂の風味が残らず、さっぱりとした後味に仕上がりますよ。

1位「極み 熟成まぐろ」

堂々の1位は、年間7,000万皿売れる「極み 熟成まぐろ」。くら寿司といえば欠かせないネタです!

使われているのは、最適な熟成時間を東大大学院と共同分析したまぐろ。水揚げした瞬間に冷凍したまぐろを、くら寿司独自の技術で解凍したあと、48時間熟成させることで旨みを増しています。

解凍するときの水温や塩水の濃度、熟成環境など細部に配慮し、最もおいしい状態で提供できるよう研究したそう。

まぐろならではの鉄分を含んだ独特の香りがしっかりと残っているのが印象的。とろとは違ったさわやかな旨みがあります。醤油ではなく塩で食べると、まぐろの旨みをより感じられますよ。

今夜、くら寿司に行きたくなる…!

どうでしょう、納得のラインアップでしたか?「中とろ」や「極み熟成 真鯛」といった大人向けの商品も食い込みつつ、家族連れの多いくら寿司ならではの商品が人気傾向にあるようですね。

この記事で紹介したように、いつも食べている握りも少し食べ方を変えるだけで、ガラッと味の印象が変わりますよ。ぜひ、自分だけの食べ方も探求してみてください。

文:倉持 美香(macaroni 編集部)
写真:岩田知夏(macaroni ライター)