中国人が外出先で昼食を取る場合、保温が可能な弁当箱に入れて家から持参した温かい料理を食べるか、あるいは付近の飲食店で食事をとったり、出前を頼んだりするのが一般的だ。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国人が外出先で昼食を取る場合、保温が可能な弁当箱に入れて家から持参した温かい料理を食べるか、あるいは付近の飲食店で食事をとったり、出前を頼んだりするのが一般的だ。いずれにしても冷めた食事は体に良くないという考えから、一般的に中国人は「冷たい弁当」を進んで口にすることはない。

 日本人の多くは弁当を加熱せずに食べることを厭わないと言えるが、これを不思議に思う中国人は多いようだ。中国メディアの快資訊は10日、中国人と違って日本人が弁当を温めずに食べられる理由について説明する記事を掲載した。

 記事は、日本のテレビドラマなどでは、日本人が朝に自宅で作った美味しそうな弁当を持って出勤したり学校に行ったりするシーンがあるが、「その弁当を温めるシーンはまずない」と紹介し、ドラマでは昼に弁当を食べるシーンになると「たいてい温めずにそのまま食べている」と紹介した。

 続けて、多くの中国人にとって「弁当は食べるときに温めるべきもの」であるゆえに、なぜ日本人は弁当を温めずに食べるのかという疑問が生じると指摘した。そして、日本人が弁当を温めずに食べる理由の1つは、冷たくても美味しく食べられるからだとし、サラダや海苔など温めずに食べる食材が弁当に入っているケースもあるためではないかと考察した。

 さらに食べ物の臭いが他人の迷惑になると考えて、あえて加熱しない日本人もいるとしたほか、加熱すると食べ物の栄養が破壊されてしまうと考え、温めずに食べる日本人もいると主張した。

 では日本人は温かくない食事を食べてお腹を壊すようなことはないのだろうか。記事は、これについて「日本人は中国人と違って、冷蔵庫から取り出したばかりの冷たい水や牛乳を飲むことに慣れており、冷めた食事を食べてもお腹を壊すことはないのだ」と説明、さらに日本人は冷めた食事と温かい食事のどちらも美味しいと感じることができるとし、いわば食べ物の温度における日本人のストライクゾーンは中国人よりもかなり広いとの見方を示した。 日本人にとっても料理は温かいほうが美味しいものだが、日本の料理は温めなくてもそれなりに美味しく食べられるというのは間違いないだろう。油を多用する中華料理は冷えると油が固まって美味しくないというのも、中国人が冷たい弁当を食べたがらない理由かもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)