【荒木師匠の実践！婚活道】婚活アプリは結婚サギ多発地帯
以前、テレビ番組で観たんですが、結婚サギの話がひどかった！ 婚活サイトで知り合った6人の女性と同時に交際して、全員からお金を引き出しています。
経営者と名乗ったサギ師は、背が高くてキレイ目なジャケットをまとい、銀座のオシャレカフェなどに女性をエスコート。
「本気で結婚したいと考えているから、すぐに同棲しよう。
キミの決意を知りたいから、マンションの契約金を出してほしい。
その後の生活費は僕が全部出す。家具や家電もこだわりがあるから僕が出す」
このセリフでA子さん（40代）から1200万円を引き出しました。2回目は「急に困ったことが起きた！ 会社のお金を税理士に持ち逃げされた。もう、ダメだ！」と泣きを入れ、借金の督促状（もちろんニセモノ）を写メして、さらにお金を無心。
お付き合い前はキレイ目ジャケットだったのに、深い仲になるとジャージでラブホ。ショッピングモールのATMから女性がお金を渡しているシーンも（＞_＜）。
だから、婚活では付き合ったらダメって言ってるんですけどね。結婚サギうんぬんは別としても、付き合わない方が結婚できます。
サギ師の話に戻ると、この男こんなことを同時に何人にもやっていて、ホントは無職のたんなる遊び人。朝からパチンコ行って、ひたすら女性からお金を巻き上げるだけ。
今回は婚活サイトが舞台でしたが、3年くらい前に逮捕された別なサギ師は（自称IT社長）は、婚活パーティーを主戦場にしていました。
そもそも論なんだけど、もしアナタが今まで交際してきた男性よりもうんと高条件のイケメンが来たら、それは用心してしかるべし。40歳以上のキャリア女子に年下のイケメン社長なんぞが来たら、ちょっとは気をつけましょう。
もとが美形とかは関係なく、サギ師は地味目な女性に狙いをつけます。真面目に働いてきて、貯金も持ってそうで、何年も恋愛してなさそうと思われたら、ターゲットにされがち。
ちなみに私みたいなタイプにはまず来ません。むしろ男を振り回しそうとか、お金をむしり取られそうと男性が警戒するから（笑）。見た目や雰囲気で自信なさそうとか尽くし型女に見られたらアウトです。
結婚をエサにした不動産サギ師も以前捕まりましたが、特に不動産なんかだと、私みたいな自営業はローンが組めませんから、公務員とか看護師とか収入が安定している職業を狙います。
そう考えると、やっぱりお見合いが一番安全で合理的。
とはいえ、私はネット婚活も婚活パーティーも否定派ではありません。地球上にある婚活全部やってください。チャンスは多い方がいいのは間違いありません。
だけど、自分の身は自分で守らないとね。婚活アプリは婚活女子の事故多発地帯。くれぐれも安全運転で。事故りがちな人はあきらめて私のところに来なさい！
●荒木師匠
1990年代、一世を風靡したディスコ「ジュリアナ東京」で元祖お立ち台ギャルとして人気に。アナウンス学校出身で、司会、ナレーション、イベントコンパニオンなどを経てバラエティタレントに。その後、銀座で母親とバーラウンジを20年経営。芸能界と銀座のノウハウを恋活・婚活に使えると考え、婚活セミナー講師に。2014年より女性向け婚活塾「東京美女活工房」をスタートさせた
