オカムラとビーイングHDが物流倉庫の自律移動ロボット「ORV」を発表 Jetson搭載のカゴ車搬送タイプ 実用化に向け実証実験
●「ORV(Okamura Robot Vehicle)」とは
「ORV」は、センサーで周囲の環境を把握し、周辺地図の作成と自己位置推定を行うSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)の技術を活用した自律移動ロボットで、人工知能(AI)によりカゴ車を自動認識して取りに行き、目的地まで障害物を避けながら搬送する。牽引ではなく、カゴ車の片側を掴み上げることで、その場旋回など小回りが利く動作が可能だ。一般的なAGVは、床面に軌道となる経路テープやマーキングが必要なため、走行軌道の変更に手間が掛かる、軌道上の障害物を避けて走行できないといった課題があった。さらにカゴ車の移動や搬送は、かなりの重量物であることに加え、数量、回数が多いことから、多くの物流現場で省力化が課題となっていたが、同ロボットは、これらの課題を解消し、走行軌道設定の自由度が高く、カゴ車の変更など大きな追加投資をせずに導入することができる。

(ロボスタ編集部)
