韓国で「BTS写真集」投資詐欺が発生。被害金額はおよそ3億円
韓国でBTS（防弾少年団）の写真集制作に投資すればその収益を分けるとして数十億ウォンを騙し取る事件が発生した。
韓国・済州東部警察署は9月8日、BTSの写真集制作に投資すれば収益を保証するとして数十億ウォンの投資金を集めた疑い（類似受信行為の規制に関する法律違反）でソウルのA投資会社の代表B氏（57）のほか、会社関係者3〜4人を調査していると明かした。
警察によると、B氏は済州島に事務所を構え、2018年3月から最近まで銀行法による許認可を得ない状態でBTSの写真集製作という名目で被害者1人当たり1〜2億ウォン（約1000〜2000万円）を騙し取った疑いをかけられている。
B氏は投資者を集める過程で間にも人を立てており、写真集のサンプルを見せるなどして被害者たちを安心させた。被害者たちには元金はもちろん、年20％の収益支給を約束していたことも確認された。
現在まで告訴状を提出した被害者は20人以上で、その合計金額はおよそ30億ウォン（約3億円）と把握されている。
警察関係者は「B氏が時間当初は投資者たちに配当金を支給したりしたが、これは投資者たちからもらった金を収益として支払った、一時凌ぎとみている。正確な被害規模と、実際に写真集を制作したかなどについて調べている」と述べた。
