意識高い系OLの理想と現実!? 実際の彼氏の愛車で多い車種は国産SUV

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意識高い系OLも現実は厳しい!?

 流行には敏感で、好きなことは海外旅行と女子会。港区にあるベンチャー企業に勤め、料理教室通いや月1回のファスティングは欠かせないなど、自分磨きにも抜かりはない意識高い系OLに聞いた「彼氏が乗っていたら自慢できるクルマ」には、ポルシェ「カイエン」、マセラティ「レヴァンテ」、メルセデス AMG「S63 4MATIC+カブリオレ」など、アクティブな王道ラグジュアリー系モデルが挙げられました。

 では、実際の彼氏が乗っているクルマには、いったいどんな車種が挙げられるのでしょうか。聞いてみました。

トヨタ「ハリアー」

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●トヨタ「ハリアー」

 ハリアーは1997年に初代モデルが登場し、アメリカ市場での名称はレクサス「RX」。後にBMWやメルセデス・ベンツ、ポルシェなどがSUV市場に参入するきっかけとなった、プレミアムSUVの先駆け的な存在です。

 現行モデルは、2020年4月13日にフルモデルチェンジしたばかりの4代目。2020年5月中旬から予約が開始されたにもかかわらず、6月3日時点で約2万台を受注した大人気モデルです。

 人気の理由は、ほかのSUVとは一線を画す、シンプルながらもエレガントさと逞しさが融合した流麗なクーペフォルム。

 ハイブリッドモデルには、2.5リッターダイナミックフォースエンジン(A25A-FXS)を採用したハイブリッドシステム「THS・II」を搭載。4WD仕様は、WLTC走行モード燃費21.6km/L、2WD車も、WLTC走行モード燃費22.3km/Lを実現します。

 また、ガソリンモデルは、2リッターダイナミックフォースエンジン(M20A-FKS)を搭載。Direct Shift-CVTとの組み合わせで、WLTC走行モード燃費は、2WD仕様が15.4km/L、4WD仕様が14.7km/Lです。

 パワートレーン、プラットフォームの全面刷新による走る、曲がる、止まるといった基本性能が底上げされ、安全支援システムもさらに充実。内外装のデザインの洗練度や質感の高さなど、プレミアムSUVとして、全面的な向上が図られています。

●ジープ「ラングラー」

 1987年に誕生した「ラングラー」は、ジープブランドを象徴するモデルです。

 2018年10月25日に11年ぶりとなるフルモデルチェンジを果たし、現行モデルは4代目となりました。

 日本には、2ドアの「スポーツ」、4ドアの「アンリミテッド スポーツ」と「アンリミテッド サハラ」、「アンリミテッド ルビコン」の4モデルがラインナップされているほか、さまざまな特別仕様車や限定モデルも用意されています。
 
 最大の特徴はフリーダムトップで、軽量化と取り外しやすさが向上した3ピース モジュラーハードトップは、かつてないほど簡単に脱着が可能。

 取り外すことで、オープンカー以上の圧倒的な開放感あふれる走りが楽しめます。

 搭載されるエンジンは、2リッター直列4気筒DOHCターボエンジンと3.6リッターV型6気筒DOHCエンジンで、8速オートマチックトランスミッション、フルタイム4×4システムが組み合わされ、自由な冒険精神満載の走りを楽しむことができます。

●スバル「フォレスター」

 1997年に販売が開始された初代「フォレスター」は、同社のクロスオーバーSUV「レガシィランカスター」に続く本格SUVとしてデビュー。

 車名の由来は、英語で「森をはぐくむ者」。悪路での走行を可能にするSUVとしての車高を確保しつつ、低重心で高出力のエンジンが組み合わせられ、オンロードでの高い走破性を確保。

 全てのグレードで、スバルのアイデンティティといえる縦置き水平対向エンジンと四輪駆動を組み合わせる「シンメトリカルAWD」が採用されています。

 現在、新車販売されている現行モデルは5代目にあたり、5代目インプレッサで導入された「スバルグローバルプラットフォーム)」が採用され、操舵応答性と操縦安定性を飛躍的に向上。

 パワートレーンは一新され、2.5リッター DOHC直噴エンジンと、2リッターDOHC直噴モーターがラインナップされています。

 ラゲッジスペースは、520リッターという大容量を確保するとともに、幅広い開口部のリアゲートを実現。大きな荷物も傾けることなく積み降ろしできるほか、ベンチの代わりに大人2人がゆったりと並んで座れるなど、ユーティリティの高さも特徴のひとつです。

※ ※ ※

 意識高い系OLが思い描く、彼氏が乗る理想の愛車はブランド志向が強い傾向にありましたが、現実は意外にも国産車が多い傾向と、理想と現実には大きなギャップがあるようです。

 しかし、SUVなど悪路での走破性の高さや使い勝手の良さなど、アウトドア志向という意味では共通点も見られます。

 自分磨きには抜かりがなく、ブランド志向、完璧主義の意識高い系OLにも、付き合う彼氏となれば、理想と現実の差があるようです。