2011年7月8日、スペースシャトルの最終ミッション「STS-135」が実施されました:今日は何の日?

国際宇宙ステーション組み立てミッションとなる「STS-135」は、30年にも及ぶスペースシャトル計画の最後のミッションでした。

このスペースシャトルの最終打ち上げが実施されたのが、2011年の今日です。

再使用を前提とした有人宇宙船となるスペースシャトルは1981年に初飛行を行ない、2011年まで135回の飛行が実施されました。この最終ミッションではスペースシャトル アトランティスが使用され、ISSへの機材の輸送や物資の補給がメイン。ロボットによる燃料補給ミッション(RRM)実験装置などが運ばれました。

退役が決まった当時は、スペースシャトルに匹敵するほどのペイロードをもつものがなく、大型機材の輸送、回収をどうするのかなどが問題となりました。また、有人飛行が可能なロケットがロシアのソユーズだけとなる点も問題視されました。

スペースシャトル退役後はNASAの物資輸送は民間企業への委託となり、そのひとつが多くの実績を上げているSpaceX。人工衛星の打ち上げやISSへの補給を行っているほか、つい先日は、民間企業としては初、米国としてはスペースシャトル以来の9年ぶりとなる人員輸送にも成功しています。

7月8日のおもなできごと

2009年、Googleが「Chrome OS」を発表
2011年、最後のスペースシャトルミッション「STS-135」実施
2011年、パナソニックが「LUMIX DMC-GF3」を発売
2016年、キングジムが「ミルパス PW20」を発売
2016年、ファーウェイが「HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro」を発売

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