濡らして使うとさらに涼しい和紙製マスク

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国産ニットウェアの企画・製造を行うアイソトープ(大阪府泉大津市)は2020年7月4日、卸売業などを手掛けるSUGATA(東京都渋谷区)と共同で、洗って何度も使える和紙マスクの先行予約販売を開始した。商品名は、「抗菌・消臭、夏をもっと快適に!3D和紙立体構造ニット『濡れマスク』」。

綿や合繊系素材よりも高い吸水性

細いテープ状に加工した和紙をポリエステルの糸に巻き付けた「和紙糸」を使用して編まれた、3D立体構造のニットマスク。和紙糸由来の優れた抗菌・消臭効果のほか、綿素材の2倍の吸水性と1.4倍の速乾性が備わっており、夏のマスク着用時の息苦しさや蒸れといった不快感を軽減する造りになっている。洗って繰り返し使うことも可能。

和紙には、水分を多く取り入れることができる特有の性質がある。そこで、マスクを水に濡らして硬く絞ってから使用すると、より涼しい着け心地を体感できる。綿や合繊系素材と比べて吸水性が高いので、それらの素材を使用したマスクを濡らした時よりも長時間冷感が持続する。

サイズはS・M・Lの3種類で、カラーはホワイト、ライトピンク、ネイビー、ライトグレー、ミントグリーンの5色展開。

先行予約販売は、クラウドファンディングサービス「Makuake」で行われた。

価格はマスク1枚と、マスク内部に収納できる使い捨ての「PM2.5シート」2枚のセットで2000円(税・送料込)。