指名手配犯だった運転手の男(画像は『民視新聞網 2020年6月27日付「後座朋友下車做體操 通緝犯停紅燈時被逮」』のスクリーンショット)

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台湾・桃園市の路上で27日早朝、指名手配中だった男が逮捕された。信号待ちの際にバイクの後ろに乗っていた男性が降りて体操を始めたため、パトロール中の警察官が声をかけたところ、運転手が指名手配犯であることが明らかになったという。『民視新聞網』『ETtoday新聞雲』などが伝えた。

逮捕されたのは、傷害及び3件の詐欺事件で指名手配されていた22歳の男。バイクでパトロール中だった警察官は27日の午前6時40分頃、桃園市文中一路の路上でバイクの後ろに乗っていた男性が信号待ちで停車した際にストレッチをし始めたことから、安全指導のため2人に声をかけた。

しかし身分証を確認してみると、バイクを運転していた男は桃園、台中、彰化などの地検署から指名手配を受けていることが分かり、この男を逮捕した。男は工事現場で働く同僚を仕事現場に送っていく途中だったようだ。調べに対し、男は「指名手配されていることは知っていたが、まさかこんな状況で逮捕されるとは」と話したという。

画像は『民視新聞網 2020年6月27日付「後座朋友下車做體操 通緝犯停紅燈時被逮」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)