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ニューハート・ワタナベ国際病院は院長である渡邊剛氏が2019年における手術支援ロボット「ダビンチ」を用いた心臓外科手術の執刀数において世界一となり、アメリカのintuitive surgical社より表彰を受けたことを発表した。
ニューハート・ワタナベ国際病院は大塚俊哉医師をセンター長に迎えた「ウルフーオオツカ低侵襲心房細動手術センター」を5月に開設。“安全で体に負担をかけない心臓手術の専門病院”として、患者に大きく貢献できる体制をまたひとつ整えた。

●早期の社会復帰が可能となるロボット手術
ニューハート・ワタナベ国際病院は、心臓大血管疾患および胸部疾患を中心とした先端的高度専門治療を行う病院。手術支援ロボット「ダビンチ」を用いた手術は、骨を切ることなく数カ所の小さな穴だけですべての操作を行う完全内視鏡手術のため、術中の出血が少なく、また術後の痛みも軽いのため、早期の社会復帰が可能となる。


(写真:Cardiac Worldwide Award 2019/米intuitive surgical社)
ニューハート・ワタナベ国際病院では、僧帽弁閉鎖不全症についてはほぼすべての患者にロボット手術を行っているという。

●もうひとつの“切らない心臓外科治療”「ウルフーオオツカ法」
心房細動が原因の血栓が引き起こす脳梗塞などのリスクに対して、皮膚や筋肉を切ることなく小さな傷から挿入した内視鏡による映像を見ながら、最新の手術器械を使用して血栓の形成場所である左心耳を切り取る方法が「ウルフーオオツカ法」。


ニューハート・ワタナベ国際病院 外観
ニューハート・ワタナベ国際病院は5月に大塚俊哉医師をセンター長に迎え、「ウルフーオオツカ低侵襲心房細動手術センター」を開設した。「ウルフーオオツカ法」は30分程度の短時間手術、3日程度と短い入院期間で抗血栓効果はほぼ一生継続される。これにより、心房細動による脳梗塞を予防できるだけでなく危険な副作用のある薬の服用が不要になるので、患者の心理的不安も軽減される。

■セカンド・オピニオンの重要性:
心臓に不安を抱える多くの人がセカンド・オピニオンに相談することを今の主治医に申し訳ないという気持ちで躊躇する。ただし、心臓はひとつしかない。もし不安や悩みがある場合には、手術直前であっても迷わずセカンド・オピニオンを求めるべきで、医師に対する遠慮は一切必要ない。そんな思いから、ニューハート・ワタナベ国際病院ではセカンド・オピニオンをネット外来で24時間受け付けている。相談には院長の渡邊氏自らが即日返信する。
URL
https://newheart.jp/

今後もニューハート・ワタナベ国際病院は、日本のみならず、世界中の心臓病に苦しむ患者さんをひとりでも多く救うため、常に最先端かつ最高度な技術を追求実践し、“安全で体に負担をかけない”をモットーに診察や手術を行っていくとしている。

●心臓血管外科医 渡邊剛氏のプロフィール
金沢大学医学部卒業後、ドイツ・ハノーファー医科大学心臓血管外科に留学し臨床研修を行う。留学中に2000件にわたる心臓手術を経験。32歳で日本人最年少心臓移植執刀医として活躍。帰国後、心拍動下冠動脈バイパス手術(人工心肺を用いない心臓を動かしたままのバイパス手術)に成功。41歳で金沢大学心肺総合外科教授となる。心臓アウェイク手術、外科手術用ロボットを使った心臓手術など日本初の手術を成功させた。東京医科大学心臓外科教授なども務めた。

■略歴:
1984年 金沢大学医学部卒業
1989年 医学博士号取得
1989年 ドイツ・ハノーファー医科大学心臓血管外科 留学
1992年 金沢大学医学部附属病院 医員
1992年 富山医科薬科大学医学部 助手
1995年 富山医科薬科大学医学部 講師
2000年 富山医科薬科大学医学部 助教授
2000年 金沢大学医学部外科学第一講座 主任教授
2003年 東京医科大学外科学第二講座 客員教授
2005年 東京医科大学心臓外科 教授(〜2011年兼任)
2011年 国際医療福祉大学 客員教授
2014年 ニューハート・ワタナベ国際病院 総長

■所属学会・資格・役職など:
日本外科学会
日本胸部外科学会
日本循環器学会
日本冠動脈外科学会
日本冠疾患学会
日本心臓血管外科学会
North American Society of Pacing and Electrophysiology

■受賞・著書・論文など:
『稚拙なる者は去れ 天才心臓外科医・渡邊剛の覚悟』(2014年 講談社)
『循環器疾患最新の治療 2014‐2015』(2014年 南江堂)
『Robotic Surgery』(2014年Springer)
『医者になる人に知っておいてほしいこと』(2012年PHP研究所)
『Awake Thoracic Surgery』(Bentham e-Books)
『日本臨床 増刊号 冠動脈疾患・下』(日本臨牀社)
『心臓腫瘍学』(2011年 南山堂)
『標準外科学』(2010年 医学書院)
『心臓弁膜症の外科第3版』(2007年 医学書院)  
『心臓病学』(1995年医学書院)

(山田 航也)