Microsoftは1月18日(米国時間)、Windows 10 version 1903およびWindows 10 version 1909向けのアップデート(KB4532695 - 1903 Build 18362.628、1909 Build 18363.628)の提供を開始したことを発表した。このアップデートによって、Internet Explorer 11のバグが修正されるということだったが、このアップデートを適用したユーザーから新たな問題が報告されている。まだこのアップデートを適用していないのであれば、問題が修正されるまで状況を見守ったほうがよい可能性がある。

「Optional Cumulative Updates: January 29, 2020 - Microsoft Community」において、KB4532695で修正される内容がまとめられている。

Optional Cumulative Updates: January 29, 2020 - Microsoft Community


KB4532695を適用したユーザーはコメント欄において、アップデートを適用したことで新しい不具合が発生したと書き込みを行っている。

コメント欄に書き込まれた新しい不具合報告サンプル その1


コメント欄に書き込まれた新しい不具合報告サンプル その2


ユーザーの書き込みによると、新しい不具合として次のような状況が発生したとしている。

音が鳴らなくなった

システムの起動がきわめて遅くなった

ブルースクリーン(BSoD: Blue Screen of Death)が表示されるようになった

Microsoftからこうしたユーザーの報告に対する対応はまだ発表されていない。今後のMicrosoftの動向に注目するとともに、関連する発表が行われた場合は迅速に対応することが望まれる。KB4532695で修正される不具合を修正する必要がないのであれば、このオプションアップデートの適用はしばらく見送ったほうがよい可能性がある。