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 日本サッカー界の未来を担う才能が、また1人欧州へと旅立つこととなった。U-17日本代表FW若月大和の、スイス1部のFCシオン加入が28日に発表されている。

 若月は桐生第一高校出身で、昨年ブラジルで開催されたU-17ワールドカップにU-17日本代表の一員として出場。グループリーグ開幕戦のオランダ戦で2ゴールを挙げる活躍を披露するなど、国際大会でのパフォーマンスが評価されてイタリアの名門ユベントスなどから関心を寄せられているとの報道もあった。

 だが、その時にはすでに2020シーズンからJ1の湘南ベルマーレに加入することが内定済みで、昨年4月には特別指定選手としてYBCルヴァンカップのグループリーグ第3節の北海道コンサドーレ札幌戦で湘南の選手として公式戦デビューも飾っていた。

 それでも今年1月、湘南は若月が欧州クラブとの契約交渉を前提に渡欧することを発表。プレシーズンのスペインキャンプにも同選手は参加していなかった。

 そうした流れの末に、若月は湘南からFCシオンへと期限付き移籍することが決まっている。しかし、両者の公式発表に食い違いが見られるのだ。一足先に公式リリースをクラブ公式サイトに掲載したシオン側は、「買取オプション付きの2年間の期限付き移籍」と発表したが、湘南はシオンとの契約期間を「2020年1月27日〜2022年12月31日」、つまり「3年間」と発表したのである。

 高卒でプロ入りする選手が、正式加入後すぐにこれだけ複数年にわたって海外クラブに期限付き移籍するのは極めて異例のことだけあって、過去にモデルとなるケースがない。果たして湘南とシオンの主張のどちらが正しいのか、あるいは単なるミスか、今後の動向に注目だ。

text by 編集部