ピントが合って小型軽量、最強の「Nintendo Switch」用VRゴーグルをみつけました
「バーチャルボーイ」世代のジャイアン鈴木です。任天堂は「Nintendo Labo VR KIT」で公式のVRゴーグルを発売してくれましたが、段ボール製なので強度的にちょっと物足りなく、またベルトがないので必ずコントローラーごとVRゴーグルを顔に押し当ててプレイしなければなりません。

これは「Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit(ブイアール キット)」のパッケージ。ずっと手を上げっぱなしなのは正直辛いです

というわけで快適にVRプレイするためにサードパーティー製ゴーグルを探し求めていたのですが、どれもピントが合わなかったので、結局自作してしまいました。過去の記事で筆者が購入した2製品はピントが合わないので、購入を避けることを強くオススメします。
■関連記事
Nintendo Switch用サードパーティーVRゴーグルを試す!...結局約5000円で自作
■待望の決定版現る!?

しかし、ついにNintendo Switch VR用ゴーグルの決定版が発売されましたよ!

その製品はエレコムの「GM-NSVG01BK」です。


エレコム「GM-NSVG01BK」(記事執筆時点のAmazonの価格は2815円)


専用設計なのでNintendo Switchとピッタリサイズ


このとおり、しっかりとピントが合います

■軽量ボディーで装着感良好、ただし髪型は「サリーちゃんのパパ」に

基本スペックをお伝えしておくと、本体サイズは約178.0×135.0×96.0mm、重量は約210g。本体が軽量に作られ、かつヘッドバンドが3方向ゴムバンド仕様なので装着感は安定しています。ただし上部のゴムバンドで髪が分かれるので、ヘアスタイルが「サリーちゃんのパパ」( わからない人は検索してください)状態になることは我慢してください。


クリーニングクロスと説明書が付属しています


Nintendo Switchはゴムバンドで固定します


レンズはVR専用設計の非球面光学レンズ。レザー調フェイスパッドの顔の当たりは柔らかく、「鼻横光漏れ防止設計」により平たい顔族の我々でも鼻周辺から光が洩れる心配は少ないです

■瞳孔間距離調整がミソ!

サードパーティー製VRゴーグルよりちょいお高めな「GM-NSVG01BK」ですが、ダイヤル式のIPD(瞳孔間距離)の調整機構を搭載しています。この機能のあるなしで映像の見え方がまったく違うので、多少のコストアップは筆者的には納得です。


ダイヤルを回転させると、IPD(瞳孔間距離)を調整可能。ちなみに本製品の説明書には「目幅調整ダイヤル」と書かれていました。わかりやすいですねー

■Nintendo Switch装着状態で充電できない点には注意

しいて本製品の不満点を挙げるとするなら、Nintendo Switchを装着している状態では、本体固定バンドが邪魔をして充電できないことぐらいです。でもNintendo Switchの従来モデルでも約2.5〜6.5時間動作するのですから(新モデルは約4.5〜9.0時間)、一般的なゲームより疲れやすいVRゲームをプレイするなら十分では?


本体固定バンドがNintendo SwitchのUSB Type-C端子を隠してしまうんです

■Nintendo Switch VR用ゴーグルはコレ一択!

Amazonで「Nintendo Switch VR」で検索すると、ほかのサードパーティー製VRゴーグルが先に出てきますが、ワタシが試したかぎりで「ピントがしっかり合う」のは、エレコムの「GM-NSVG01BK」だけです。

米国Amazonで検索しても本製品はヒットしませんが、全世界のNintendo Switch VR愛好家にオススメしたいほど気に入った逸品です!


「Nintendo Labo VR KIT」の公式VRゴーグルにフェイスクッションとヘッドバンドセットを追加する「GM-NSVCB01BK」(記事執筆時点のAmazonの価格は1818円)も発売されています。丈夫さよりレンズ性能を優先させるなら、こちらがオススメです