音ゲー「DEEMO」をProduction I.Gグループがアニメ化 「BLOOD+」藤咲淳一が総監督

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(C) 2020 Rayark Inc./DEEMO THE MOVIE Production Committee

スマートフォン用音楽ゲームアプリ「DEEMO(ディーモ)」を、「攻殻機動隊」シリーズで知られるProduction I.Gグループが劇場アニメ化することが決定した。アニメーション制作はI.Gポート傘下の「ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜」を手がけたSignal-MDとProduction I.Gが行い、2020年に完成予定。竹達彩奈の出演が決定している。

総監督には「BLOOD+」の藤咲淳一を迎え、監督に「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」(助監督)の松下周平を抜てき。脚本は藤咲監督と「アトム ザ・ビギニング」の藤沢文翁が、キャラクターデザインは「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」(エンディングイラストほか)のめばちが担当する。主題歌とイメージソングは「ソードアート・オンライン」「魔法少女まどかマギカ」の梶浦由記が手がける。

台湾のRayarkによる原作ゲームは、2300万ダウンロードを突破した人気作で、クラシック音楽から、ロックナンバー、ジャズ、エレクトロまで幅広い音楽性を取り入れ、収録曲数は約200曲にもおよぶ。劇場アニメ版では、城で孤独にピアノを奏でる謎の存在Deemoや、空から舞い降りた記憶喪失の少女、城の不思議な住人、ピアノの音色で成長する木といったキャラクターたちによる、はかなく切ない愛の物語が描かれる。公式サイトや公式Twitterでは、竹達の声とともに、Deemoと少女の出会いなどを幻想的に表現したプロモーションビデオも公開されている。