「一人勝ち」のPayPay、サービス開始13カ月で1920万人が登録 3カ月で2倍以上
月次の決済回数は、9月が4200万回だったところ、10月は8500万回と倍増。「キャンペーンを実施する際はシステムを10倍くらいにするよう、指令を出している。迷惑をかけるわけにはいかない」(宮内社長)と、キャンペーン時にアクセスが殺到してサービスが滞る事態への対策をとっていることを強調した。
●決済アプリから「スーパーアプリ」へ
PayPayはキャンペーンだけでなく、機能面でも進化を続けることで、ユーザーの定着を狙う。公共料金の支払いや資金移動業のライセンス取得に伴うPayPayマネーの銀行への入金など、生活に密着するサービスに育て上げる計画だ。
将来的には、決済アプリから「スーパーアプリ」に進化させるという。宮内社長は、「売り上げを一番大きく伸ばせる分野は、フィナンシャル。アリペイと同じ世界観で、後払いや少額ローン、保険など、マネーマネジメントサービスを追加していく。3000万、4000万までユーザー数を伸ばしたら、フィンテックに事業領域を広げていく」と展望を語る。
ソフトバンクのアンケートによると、日常的な決済手段としてキャッシュレスの利用意向が現金の17%を上回る36%まで上昇している。消費増税後は、キャッシュレスへの注目度も高く、ソフトバンクとヤフーにとって、PayPayはさらに重要な存在になっていきそうだ。
