讃岐MF渡辺悠雅が重大な秩序違反行為…謹慎決定後の管理不行届で幹部にも処分

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カマタマーレ讃岐は22日、MF渡辺悠雅が重大な秩序違反行為を犯し、同選手を謹慎処分決定前の事実関係の調査段階でラジオ番組に出演させ、処分決定後に同番組が放送されたことを謝罪した。なお、今回、渡辺の重大な秩序違反行為については明かされていない。

この事態にクラブは「今回の件につきまして、サポーターの皆様、スポンサーの皆様、番組関係者の皆様、関係自治体の皆様、すべての関係者の皆様に、多大なるご心配、ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。また、独自の処分として、渡辺と幹部社員に処分を科すことを決定した。

渡辺に関しては、制裁金に加え、29日に行われる明治安田生命J3リーグ第24節から4試合の公式戦出場停止。さらに、2019年9月20日から2019年10月3日の14日間の自宅謹慎処分、2019年10月4日から2019年10月17日の14日間の奉仕活動を科すとのこと。

また、渡辺のラジオ出演に対する管理不行き届きとして、代表取締役専務事業部長 池内秀樹氏と競技部長 小川徹氏に1カ月の10%減俸が科されるようだ。

クラブは再発防止策として、「所属選手全員でプロサッカー選手としての立ち振る舞いについて確認し、一人ひとりが生活態度を振り返り、高い意識で行動できるよう勉強会を実施いたします」「今回のラジオ出演を適切に取り扱うことができなかった業務手順を見直し、クラブ内の情報共有を促進し、スタッフによる適時適切な協議を通じて、適正な判断をできるようにします。また、クラブが尊重すべき価値観を共有し、メンバー一人ひとりが問題に気づき、関係者を巻き込んで解決していく行動指針の浸透に努めてまいります」と伝えている。