9月は食生活改善普及運動・健康増進普及月間

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9月は「健康増進普及月間」、そして「食生活改善普及運動」の月。厚生労働省は毎年、「健康寿命をのばそう」をスローガンとしたスマート・ライフ・プロジェクトと連動させて食生活改善の普及運動を展開している。

厚労省の国民健康・栄養調査によると65歳以上の人口の2割弱が低栄養傾向。目標とするBMIの範囲内にある高齢者の割合は5割を切っているという。また、女性の痩せすぎについては若い世代だけでなく40〜50代でも注意が必要だとしている。

令和初の食生活改善普及運動の基本テーマは「食事をおいしく、バランスよく」。低栄養予防や栄養状態改善のため、厚労省は全国の自治体や団体・企業と連携して「野菜摂取量の増加」「食塩摂取量の減少」「牛乳・乳製品の摂取習慣の定着」を目標とした取り組みを重点的に展開している。これらの具体的な目標へ向けたキャッチフレーズはそれぞれ「毎日プラス1皿の野菜」「おいしく減塩1日マイナス2g」「毎日のくらしにwithミルク」。

その中でも「毎日プラス1皿の野菜」については、スマート・ライフ・プロジェクトの公式ウェブサイトで具体的な考え方や取り組み方が詳しく解説されている。このような情報も参考に、食欲の秋を「健康的な食生活の秋」として過ごすのはいかがだろうか。

「野菜を+1皿」の一歩先を考える
これからの「日本の健康的な食生活」を描く
(厚生労働省:スマート・ライフ・プロジェクト)
https://www.smartlife.go.jp/message/takemi/

【参考】

厚生労働省:スマート・ライフ・プロジェクト
https://www.smartlife.go.jp/

厚生労働省:国民健康・栄養調査
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kenkou_eiyou_chousa.html

医師・専門家が監修「Aging Style」