レアルのアザール photo/Getty Images

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昨季リーグ戦、チャンピオンズリーグで思うような結果を残せなかったレアル・マドリードは、今夏に積極的な補強へ動いた。しかし、チームが大幅に強化されたかと問われると微妙なところだろう。

スペイン『as』は約3億ユーロを注ぎ込みながらも、先発が保証されている選手はエデン・アザール1人だけと伝えている。その他の顔ぶれはあまり変化がなく、FWルカ・ヨビッチは指揮官ジネディーヌ・ジダンの信頼を100%掴めていない。DFエデル・ミリトンはセルヒオ・ラモスとラファエル・ヴァランに次ぐ3番手といったところだ。

左サイドバックのフェルランド・メンディも興味深い選手だが、ジダンはマルセロのことを評価している。久保建英、ロドリゴ・ゴエスの2人もまだトップチームで定位置を確保する段階ではなく、ジダンが選ぶスタメンにはお馴染みの選手が並ぶことだろう。

中盤のトップターゲットとも言われていたマンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバ獲得も実現していない状態で、昨季から大きくチームが強化されたとの印象はない。ジダンはリーガ・エスパニョーラ制覇に重きを置いているようだが、結果を残せるのか。今夏の補強がどう繋がってくるのか注目だ。

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