とある案内看板がツイッターで話題になっている。とにかく、大雑把すぎるというのだ。

なんと、指しているのは苫小牧(北海道)と博多(福岡)だ。


遠すぎる(画像はもり@hyoshiki_shingoさん提供)

こんなに距離が離れていては、看板の意味がないのではないだろうか。

だが実はこれ、道路標識ではない。タネ明かしをすると、それぞれの港に行く船の乗り場を示した看板なのだ。

「桃鉄にありそう」

この看板があるのは福井県の敦賀新港。看板はRORO船の乗り場を示している。RORO船はRoll On Roll Off Ship(ロールオンロールオフ船)を略したもので、トラックやトレーラーが乗り込むことのできる貨物船だ。


RORO船の乗り場だった

看板は苫小牧行の乗り場が直進、博多行の乗り場が左方向にあることを示している。さすがに、ここまで大雑把な道路の案内標識は存在しなかったわけだ。これにツイッターでは、「ものすごく大雑把」といった反応が。

そのほか、日本を舞台にしたすごろく型のゲーム「桃太郎電鉄」シリーズを思い出したというユーザーも出ており、

「桃鉄にありそう」
「サイコロで6が出たら博多に連れていかれそうだ」

といった声も出ている。