井上尚弥【写真:Getty Images】

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WBSS決勝で激突するドネアとの貴重な2ショット公開

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝でWBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)は5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と激突する。2団体王者はインスタグラムを更新。ドネアとの思い出の2ショットを公開し、「目の前にいるレジェンドと戦うなんて一ミリも想像してなかった」と思いをはせている。

 まさかこの相手とWBSSの頂点を懸けて争うことになるとは――。井上自身も信じられない様子だ。2枚の写真を公開し、当時を回想している。

 5年前。21歳の頃の井上が、ドネアが支えるサンドバックに拳を打ち込もうとしている。そして握手を交わし、拳を握ってポーズを決める2人の写真。井上の顔つきは今よりもやや幼く、ドネアも若々しい。

 2014年の12月に当時のWBO世界スーパーフライ級王者オマール・ナルバエス(アルゼンチン)に挑戦する前に、ナルバエスに唯一黒星をつけたドネアから攻略法を伝授されていた。2枚の写真は、その際の一幕だ。

思いを新たに「決勝の舞台ではドネアを必ず倒さなきゃいけない」

 井上は「五年前、目の前にいるレジェンドと戦うなんて一ミリも想像してなかった、、同じ舞台まで上り詰めた証、決勝の舞台ではドネアを必ず倒さなきゃいけない」と記している。当時、教えを乞うた5階級制覇王者と世界一決戦の舞台でマッチアップするとは夢にも想像していなかった。

 この投稿にファンも「この一戦を観れる時代に生まれて良かった…」「これだから人生面白いですよね」「レジェンドとの対戦めっちゃ楽しみです!」「ドラマを感じます」「運命ですね」などと反響が続々と書き込まれていた。

 あれから5年が経過し、当時とは状況が変わった。モンスター街道をひた走る井上と、バンタム級で再び頂点を伺うドネア。運命が交錯するとき、どんな結果が生まれるのだろうか。(THE ANSWER編集部)