目指せトップ3!75人同時プレイの「マリオロワイヤル」公開。ファンメイド作品につき遊ぶなら今のうち
プログラマーにしてYouTuberのInferbro氏は、「スーパーマリオブラザーズ」を75人同時対戦可能としたファンメイドのブラウザゲーム「Mario Royale(マリオロワイヤル)」を公開しました。任天堂の許可を取っていないため寿命は短いと思われますが、記事執筆時点では1400人以上のプレイヤーが集まる盛況が確認されています。「マリオロワイヤル」はおなじみのステージを75人同時でプレイ可能としたもの。紹介サイトによっては「100人同時プレイ」と表記されていますが、パッチノート(修正履歴)によるとバージョン1.0.1で「プレイヤー数を99人から75人に減らした」とあり(つまり現状は最大75人)、そちらも間違いではありません。

操作方法は、ジョイパッドを接続してのプレイも可能。キーボードでの操作は、Dが前進、Aが後退、Sがしゃがみ、SHIFTがダッシュでスペースがジャンプとなっています。


PLAY NOW!をクリックすると、雲霞のようにマリオ達がたむろするロビーへ移動。そこでマッチングが行われ、1-1や6−1といったランダムなステージに移動してからプレイが始まります。自分のマリオ以外は半透明で表示されており、大量のマリオが進撃していても見失う心配はありません。

勝利条件は3位以内にゴールすること。マリオ同士は互いに当たり判定がないため干渉しませんが、あるマリオが蹴ったノコノコの甲羅は他のマリオにも直撃。小さなドット絵ゆえにバタバタなぎ倒されていく豪快さはありませんが、気が付けばマイマリオも巻き込まれ事故で退場していた事態はままあります。

ブロックが破壊された状態も全マリオに共有され、スターやキノコも早い者勝ち。1ステージは短めのため、勝つも負けるも数分以内のお手軽さです。

アクセス直後の画面ではいきなり「マリオは任天堂の資産です」的な断り書きがあり、作者にもお目こぼしされている僅かな時間だけの賑わいという自覚が窺えます。ファンが(勝手に)30周年を記念して開発した2.5D版「ゼルダの伝説」も短期間で公開中止となっていたこともあり、もしプレイしてみたいならいまのうちに試しておくほうが良いでしょう。