地震計(2011年2月22日、資料写真)。(c)TED ALJIBE / AFP

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【AFP=時事】(更新)米地質調査所(USGS)によると、ニュージーランド北東部のケルマディック諸島(Kermadec Islands)付近で16日午前10時55分(日本時間同7時55分)、マグニチュード(M)7.2の強い地震があった。

 震源は同国北島(North Island)の都市タウランガ(Tauranga)の北北東約928キロで、震源の深さは34キロ。USGSは当初この地震のマグニチュードを7.4と発表していた。

 ケルマディック諸島は、同諸島最大のラウール島(Raoul Island)にいる少数の自然保護関係者を除き、人は住んでいない。同諸島は火山島群で、一部の火山は現在も活動している。マグニチュード7.0を超える地震は、近年では2006年と2007年に各1回、2011年に2回起きていた。

津波の恐れなくなる

 米国の太平洋津波警報センター(Pacific Tsunami Warning Centre)は、この地震により震源から300キロ以内のケルマディック諸島沿岸に津波が到達し、被害が出る恐れがあるとして南太平洋の一部に津波警報を出したが、その後解除した。もっとも、「地震があった場所に近い一部の沿岸地域では軽微な海面変動が起きる可能性がある」としている。

 ニュージーランドの防災当局も当初、「海岸、港湾、河口域、小型ボートによる活動」に対する危険があると予想し、仮に津波が発生すれば2時間ほどで同国沿岸に到達する恐れがあるとして状況を監視していたが、その後危険はなくなったと発表した。

【翻訳編集】AFPBB News